スズキ、インド四輪工場で再生可能エネルギー由来の電力使用を拡大

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スズキは6月2日、カーボンニュートラルの実現に向け、インド四輪工場において再生可能エネルギー由来の電力使用を拡大すると発表した。

スズキのインド生産子会社スズキ・モーター・グジャラート社(以下「SMG」)は2022年5月、スズキグループとして初めて、電力事業者がSMG敷地外に設置する発電設備から電力を購入するオフサイトコーポレートPPA[Power Purchase Agreement(電力購入契約)の略]の仕組みを利用して、再生可能エネルギー由来電力の調達を開始。発電設備は風力と太陽光のハイブリッド型(発電出力17.6MW)で、インド再生可能エネルギー事業者大手ReNew Power Private LimitedがSMG専用として設置した。今回の取り組みにより、CO2排出削減量の見込みは年間約59,000トンとしている。なお、SMGが2018年に敷地内に設置した太陽光発電設備では、0.5MWを発電している。

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社においては、2014年にマネサール工場敷地内に太陽光発電設備を導入して以来、再生可能エネルギー由来の電力を活用。2021年9月にマネサール工場敷地内の太陽光発電設備(20MW)の拡張を行い、発電出力を26.3MWまで拡大した。今回の拡張によるCO2排出削減量の見込みは年間約20,000トンとしている。

 

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