マツダ、「デミオ/アクセラ」など計9車種 42,505台をリコール(11月24日届出台数訂正)

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マツダは11月12日、「デミオ」「マツダ教習車」「アクセラ」「アテンザ」「CX-3」「CX-5」「CX-8」「ロードスター」「Abarth 124 Spider」計9車種の燃料装置(低圧燃料ポンプ)に不具合があるとして42,505台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成30年4月3日~令和元年8月15日。

不具合の部位は燃料装置(低圧燃料ポンプ)で、ガソリンエンジン車の低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプケースと接触して低圧燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。改善措置は、全車両で、低圧燃料ポンプを対策品に交換する。なお、修理部品の準備に時間を要するため、部品の準備ができ次第、使用者に改めて修理入庫を通知する。

不具合の件数は34件発生している。

※マツダは、11月12日に行ったリコール届出において、リコール対象とならない車両を含めた台数を届出していたことが判明し、11月24日にリコール対象車台数の訂正を国交省に届け出た。(訂正台数42,644台→42,505台)

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