日野自動車、「日野セレガ」111台リコール ハイブリッド用バッテリトレイに不具合

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日野自動車は10月28日、「日野セレガ」のハイブリッド用バッテリトレイに不具合があるとし111台のリコールを国土交通省に届け出た。 対象となる製作期間の範囲は平成17年6月16日~平成29年7月18日。

不具合の部位はハイブリッド用バッテリトレイで、大型観光ハイブリッドバスのハイブリッド用バッテリトレイにおいて、トレイの防錆性が不足しているため、使用過程で腐食して穴があくことがある。そのため、トレイ内部に水が侵入し、バッテリの配線接続部に水が付着することで短絡して火災に至るおそれがある。改善措置は全車両で下記の対策を行う。なお、対策部品の準備に時間を要することから、暫定措置として下記②③の作業を行い、対策部品の準備が整い次第、恒久措置をおこなう。①トレイ下部に床板、リッド部にシールおよび被水防止板を追加する。②トレイを点検し、損傷している場合には新品に交換する。③配線接続部を点検し、損傷している場合には新品に交換する。

不具合の件数は1件発生している。

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