トヨタ、「ヤリス/ヤリスクロス/ハリアー」など計39車種 111,842台をリコール

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トヨタは9月22日、トヨタ「ヤリス」「ヤリスクロス」「GRヤリス」「ハリアー」「アルファード」「ヴェルファイア」「カローラ」「カローラツーリング」「カローラスポーツ」「RAV4」「RAV4 PHV」「クラウン」「プリウス」「プリウスPHV」「ランドクルーザープラド」「カムリ」「C-HR」「グランエース」「センチュリー」、レクサス「RX300」「RX450h」「RX450hL」「UX200」「UX250h」「UX300e」「IS300」「IS350」「IS300h」「NX300」「NX300h」「ES300h」「LS500」「LS500h」「LC500」「LC500h」「RC300」「RC350」「RC300h」「RC F」計39車種の①事故自動緊急通報装置(車載通信モジュール)、②電気装置(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)、③原動機(エキゾーストマニホールド)に不具合があるとして111,842台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和3年4月26日~令和3年8月3日。

不具合の部位は、①事故自動緊急通報装置(車載通信モジュール)、②電気装置(ハイブリッドビークルコントロールコンピュータ)、③原動機(エキゾーストマニホールド)で、①緊急通報装置において、車載通信モジュールの制御プログラムが不適切なため、音声データと通信データ間の相互変換ができない場合がある。そのため、緊急時に音声通話ができず、保安基準第43条の8(事故自動緊急通報装置の基準)に適合しない。②ハイブリッドシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、シフトレンジに関する演算の途中でシフトの切替え操作が行われると、異常と誤検出する場合がある。そのため、警告灯が点灯して、ハイブリッドシステムが停止し、走行不能となるおそれがある。③ガソリンエンジンのエキゾーストマニホールドにおいて、パイプの溶接条件変更時の強度検討が不十分なため、冷熱の繰返しや振動等により当該溶接部に亀裂が生じるものがある。そのため、登坂路走行等の高回転時に排出ガスが漏れ基準値を満足しなくなるおそれがある。改善措置は、①全車両で車載通信モジュールの制御プログラムを対策仕様に修正する。②全車両でハイブリッドビークルコントロールコンピュータの制御プログラムを対策仕様に修正する。③全車両でエキゾーストマニホールドを良品と交換する

不具合の件数は②が9件発生している。

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