2023年大会で市販車部門デビューウィンを目指す!
トヨタ車体は6月11日、自社のラリーチームである「チームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」が、2021年6月に発表された新型ランドクルーザー(”300″シリーズ)をベースとするラリー仕様車両で、ダカールラリー2023市販車部門へ参戦すると発表した。
2023年大会の参戦予定としているのは、市販車部門のエントリーには、生産開始後一定の台数が生産されることが条件に設定されているからだ。
これに伴い、ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は、2022年大会が最後となる。ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は、2009年大会から2022年大会まで14年の歴史を刻む。TLCはその活動の中で、ランドクルーザーを鍛え、年を重ねるごとにラリー仕様車両の改良を図ってきた。
チームでは、その集大成として2022大会では市販車部門9連覇に挑む。そして、ランドクルーザー200シリーズからバトンを引き継ぐ新型ランドクルーザーは、その生誕以降、70年の歴史の中で得られた世界中のユーザーの声に加え、チームがダカールラリー参戦で蓄積してきた経験やノウハウもフィードバックされている。過酷なラリーに求められる走破性を備えた新型ランドクルーザーで、チームは市販車部門での優勝はもちろん、総合順位でも上位への進出も視野に入れ、ラリー仕様車両の開発を進めていく。
ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦歴