SUBARUは2月22日、国際環境非営利団体CDPが実施している「CDPサプライヤーエンゲージメント評価」において、最高評価である「リーダーボード」に初めて選出されたと発表した。
CDPサプライヤーエンゲージメント評価は、「CDP気候変動質問書」に回答した企業を対象に、当該企業のサプライチェーン全体における気候変動に対する取り組みを評価するもので、具体的には同質問書内の「ガバナンス」「目標」「スコープ3排出量算定」「サプライヤーとの協働」の4つの分野の質問への回答と、全体のスコアを考慮して評価する。全世界の回答企業の中で2020年のリーダーボードに選出されたのは、上位7%にあたる396社となる。
スバルは、「SUBARUグリーン調達ガイドライン」の遵守を取引先の選定条件の一つとし、取引先に環境マネジメントシステムの構築を要請しているほか、取引先に対して同社の中長期的な経営戦略や品質・調達・生産・販売に関する方針を共有するための「方針説明会」を実施するなど、取引先と適切なコミュニケーションを行い、一体となって気候変動に対する取り組みを進めている。
同社は今後も、持続可能な社会の実現のため、高品質で環境や社会にやさしくコストパフォーマンスに優れた部品や原材料、設備の調達を推進していくと述べている。