スバル、2021年のモータースポーツ活動についての概要を発表

all 業界ニュース

スバルと同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル株式会社は2月22日、2021年のモータースポーツ活動についての概要を発表した。

 

<SUPER GT シリーズ>

日本国内におけるモータースポーツの最高峰カテゴリーであるSUPER GTのGT300クラスに、新型SUBARU BRZ(2020年11月に世界初公開された第2世代モデル) をベースとした「SUBARU BRZ GT300」で参戦する。チーム総監督は渋谷真氏から小澤正弘氏に交代。チームは2020年に引き続き「R&D SPORT」が運営、ドライバーは井口卓人選手と山内英輝選手の2名体制で臨む。2021年の参戦車両は、「ライトウェイト・コーナリングマシン」をコンセプトに、これまでレースで磨き続けてきた技術と知見を余すことなく盛り込んだ。

 

<全日本ラリー選手権>

全日本ラリー選手権のJN1クラスにWRX STIで参戦する新井敏弘選手、新井大輝選手、鎌田卓麻選手の3名をサポートする。また、各競技会場にて、スバル特約店から選抜されたメカニックが協賛選手の競技車両メンテナンスサポートを実施する。

 

<SUBARU BRZ ワンメイクレース>

GAZOO Racing 86/BRZ レースにスバルからCG ROBOT RACING TEAMがSUBARU BRZ RA Racingで参戦し、プロフェッショナルシリーズで久保凜太郎選手・手塚祐弥選手のドライバー2名をサポートする。また各レースでSUBARU特約店から選抜されたメカニックがチーム車両メンテナンスサポートを実施する。

 

<ニュルブルクリンク24 時間耐久レース>

第49回ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ・プファルツ州アイフェル、6月3日~6日)のSP3Tクラスへの参戦を計画していたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、今年6月の参戦は見送りとなった。しかし、同レースへの参戦はスバルの技術発展および人材育成において重要な活動という位置付けに変わりはなく、参戦が叶う状況になり次第、再度検討する。

Tagged