ルノー・ジャポンは、コンパクト SUV 「キャプチャー」をフルモデルチェンジし、全国のルノー正規販売店を通じて2月25日(木)より販売を開始する。また併せて、新型ルノー キャプチャーの発売を記念し、ルノー・サービスプランを提供するキャンペーンを実施する。
新型「キャプチャー」のエクステリアデザインは、フロントにルノーモデルを象徴するライトシグネチャーのCシェイプ デイタイムランプを、リアにもCシェイプのライトシグネチャーを装備。インテリアにおいては、大幅に向上した知覚品質と最新のデジタル技術においては上位クラスのモデルに匹敵し、スマートコクピットと名付けられた運転席周りは、人間工学に基づいてドライバーを中心に設計されている。
また、同車はルノー・日産・三菱のアライアンスの相乗効果を強化するというグループ戦略の中心モデルのひとつで、3社のアライアンスにより新たに開発されたCMF-B プラットフォームを採用。軽量、高剛性で遮音性に優れ、最新の電気および電子アーキテクチャーのテクノロジーを組み込むことが可能となっている。
さらに、同3社のアライアンスにより開発された高出力・高トルクながら経済性も両立した 1.3L 直噴ターボエンジンを搭載し、パドルシフトを備えた電子制御 7 速 AT(7EDC)が組み合わされている。ほかにも、先進の運転支援システムと、Bose®が開発した世界初の技術を搭載したスピーカーーシステムFresh Air Speaker™などを採用している。
【躍動的でダイナミックなエクステリアデザイン】
エレガントで抑揚のあるフェンダー、絞り込まれたボディサイド、浮かんでいるように見える2トーンのルーフなど、アスリートのしなやかな筋肉を彷彿させる躍動的でダイナミックなボディラインに、直線のプレスラインを効果的に取り入れた「フレンチデザイン」を採用。フロントとリアのスキッドプレート、ボディ下端を覆うモールディング、アルミのルーフレールといったパーツがSUV らしさを向上し、前方が傾斜した彫刻のようなラインを描くボンネット、後方に向け大きく傾斜するルーフライン、スリムなグラスエリアによって躍動感を強調している。フロントバンパー両端には、フロントホイールハウスに繋がるエアディフレクターが装備されており、フロントホイールから発生する空気の乱れを抑えることで空気抵抗を減らす効果によって燃費を向上している。
ヘッドライトは 100%LED 化され、ルノーモデルを象徴するライトシグネチャーのCシェイプ デイタイムランプが装備されており、ヘッドライトユニットには、フロントグリルからライトユニット内に続くクロームモールと一体となった「目」を思わせるふたつの造形と、「まつ毛」を思わせる立体的なストライプが組み込まれている。リアライトにも、ルノーモデルの象徴である C シェイプのライトシグネチャーが備わっており、リアエンドのデザイン上のアクセントとなっている。
ボディとは別の色で塗られ、まるで浮いているかのような印象の「フローティング」ルーフは、新型ルノーキャプチャーのエクステリアデザインにエレガントな印象をもたらしており、ノワール エトワール M(黒)のボディカラーにはブラン アルバトル(白)のルーフが、それ以外のボディカラーにはノワール エトワールのルーフカラーが設定されている。
新型「キャプチャー」には、装備の違いによりインテンスとインテンス テックパックの2つのグレードを設定。インテンスにはボディカラーに応じてブラックとオレンジのインテリアカラーが、インテンス テックパックにはブラックのインテリアカラーが組み合わされている。
【快適で上質な室内空間を実現したインテリア】
上位クラスのモデルに並ぶ知覚品質の実現と、スマートコクピットと呼ばれるドライバーを中心に考えられた運転席(コクピット)の人間工学に基づくデザインを実現。ボディサイズは全長4,230㎜×全幅1,795㎜×全高1,590㎜で、先代モデルと比較して全長が95㎜、全幅が15㎜、全高が5㎜拡大した。ホイールベースは2,640㎜で、先代モデルより35㎜長くなり、室内空間の拡大と快適性の向上に貢献している。
前席では、高いアイポイントと水平基調のダッシュボード、フレームレスルームミラーによって、視覚的な広さを強調している。ドライバー側にわずかに角度が付けられた7インチ マルチメディアEASY LINK(イージーリンク)のタッチスクリーンや操作系に囲まれたコクピットは、タッチスクリーンや機器の視認性と操作性に優れ、宙に浮いているかのようなデザインを採用したフライングセンターコンソールでは、センターコンソールの位置を上げ、ギアレバーをドライバーに近い位置に配することで、ドライビングポジションを最適化し、変速操作がしやすくなっている。フライングセンターコンソール下のスペースにスマートフォンのワイヤレスチャージ機能を持つ(インテンス テックパック)収納スペースが設けられ、フライングセンターコンソール上には従来のギアレバーに替えて、軽い操作感ながら正確な変速操作が可能なシフト・バイ・ワイヤー技術による先進の「e-シフター」が装備されている。
また、ダッシュボード、ドアパネル、センターコンソールの側面などに高品質なソフト素材を配し高い知覚品質を実現したほか、新しい素材の防音材の採用や、エンジンルームとの間への防音材の追加、フロントガラスへの防音フィルムの追加、シーリング方法の見直し等により、静粛性も大きく向上している。レザーステアリングは、先代ルノー キャプチャーに比べて小さなエアバッグシステムを採用したことでセンターパッド部を小型化し、メーター類の視認性を向上。ステアリングのスポーク上には、運転支援システムやインフォテインメント機能の音声入力が操作できるスイッチが分かりやすく配置され、ドライバーは前方から目を離すことなく、運転支援システムの切り替えや、7インチ デジタルインストゥルメントパネルの画面切り替え、ハンズフリー通話へのアクセスが可能となっている。ステアリングホイールはマットクロームフィニッシャーで装飾され、ステアリングヒーターを内蔵し、よりスポーティなマニュアルでのギアチェンジが楽しめるパドルシフトも装備している。
最新のインフォテインメントテクノロジーとルノー・マルチセンスに簡単にアクセスが可能な7インチ マルチメディア イージーリンクを採用し、タッチスクリーンの下には人間工学に基づいて鍵盤式スイッチやロータリースイッチが配され、シートヒーターやエアコンを直感的に操作が可能となっている。また、視認性が高く、豊富な情報をシンプルかつ直感的に表示することが可能となった7インチ デジタルインストゥルメントパネルを採用している。
形状が見直されたシートヒーター付フロントシートは、座面長が 15㎜長くなり、包み込むような形状でサポート性を向上。シートバックの形状を工夫することによって、後席の乗員の膝回りのスペースではクラストップレベルの221㎜となり、先代モデルに比べて 17 ㎜ゆとりを確保している。また、革新的な薄型形状のヘッドレストの採用により、後方の視認性が高められているほか、インテンス テックパック にはレザーシートが装備され、運転席には電動調整機能を装備している。6:4 分割可倒式リアシートは、前後に最大 160㎜スライドし、後席のスペースとラゲッジ容量を最適化することが可能となっている。
リアラゲッジ容量は、欧州BセグメントSUVクラス最大レベルの536Lとなり、リアシートを倒した状態では1,235Lまで拡大。収納付きスライド式センターアームレストには、後席用の2つのUSBソケット、12V ソケット、後席エアダクトが装備されている。
【世界初の技術を搭載した Fresh Air Speaker™が搭載されたBose®サウンドシステム】
Bose®は、10年以上にわたるルノーとのパートナーシップのもと、クラストップレベルの音響効果を実現する世界初の技術を搭載したスピーカーシステム Fresh Air Speaker™を開発。このスピーカーシステムに採用されている革新的な小型サブウーファーは、リアラゲッジスペースを損なうことなく、車外からの空気を取り入れることで、豊かでパワフルな低音を再生する。小型サブウーファー、低域を再生する4つのウーファー、そして高域を再生する4つのトゥイーターの9スピーカーから構成され、立体的な音響効果を実現している。
【ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラープラットフォームのCMF-Bプラットフォームを採用】
ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新設計されたモジュラー
プラットフォームのCMF-Bプラットフォームを採用。出力154psの 1.3L 直噴ターボエンジンを搭載した際の応答性や安全性を検証しながら、トータルバランスの最適化が図られている。最新プラットフォームは、先代モデルのプラットフォームより軽量化しながら高い剛性を持ち、高出力パワーユニットを受け止め、しなやかなサスペンションの動きやハンドリングの正確さを引き出すほか、最適
化されたボディ構造により、衝突安全性も非常に高く、ユーロ NCAP(ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)で最高ランクの 5スター獲得に大きく貢献した。
またシャシー全体のバランスと、リアアクスル設定が見直され、一定速度でカーブを曲がる際の安定性が向上。正確でダイレクト感に優れたステアリングのギア比は、先代モデル比でおよそ10%低められているほか、応答性が向上した。加えて、フロントアクスルの
高剛性化により、直進安定性や正確なハンドリング、走行安定性が高められている。
【上位クラスモデルと同等のパワー/トルクレシオのパワフルなパワートレーン】
ルノー・日産・三菱のアライアンスにより新たに開発された1.3L 直噴ターボエンジンを搭載。新型ルノー ルーテシアに比べて+23ps の最高出力 154ps/5,500rpm、+30N・m の最大トルク 270N・m/1,800rpm を発生し、上位クラスのモデルの最もパワフルなエンジンと同レベルの性能を発揮する。トランスミッションは、効率性に優れ素早くダイレクト感のある変速が特徴の電子制御 7 速 AT(7EDC)が組み合わされている。湿式デュアルクラッチを備えた電子制御 7 速 AT(7EDC)は、先代モデルの6段から、新たに7段に多段化され、運転をよりシームレスで快適にすると同時に、燃料消費とCO2排出量を削減した。
【先進且つ最高レベルの運転支援システム】
◆ルノー イージー ドライブ:先進の運転・駐車支援システム
新型ルノー キャプチャーは、多彩な先進運転支援システムを備えており、運転、駐車機能から構成されている。
- ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト
- アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)
- レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)
- 360°カメラ
- オートハイ/ロービーム
- パーキングセンサー(フロント、リア)
【先進の予防安全技術】
道路上の車両や障害物、歩行者、自転車をレーダーとカメラで感知し、ドライバーの衝突回避行動をサポートし、衝突被害を軽減する。
- アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者・自転車検知機能付
- ブラインドスポットワーニング(後側方車両検知警報)
- レーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)/レーンデパーチャーワーニング(車線逸脱警報)
- トラフィックサインレコグニション(交通標識認識)
- セーフティディスタンスワーニング(前方車間距離警報)
<価格(消費税込)>
- 299万円~319万円