コンパクトカーからSUVまで続々…2020年に登場した新型車を振り返る

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年末まで新型コロナに翻弄されっぱなしだった2020年。もちろん自動車業界も無縁ではなく、一時は工場の生産も止まるなど大きな影響を受けた。

しかし、そんな中でも新型車は続々デビュー。軽自動車からSUVまで魅力ある新型車が多く、市場を牽引した。というわけで、今回は2020年に発売された新型車を発売月順に振り返ってみよう。

■動画で2020年の新型車を振り返り

■スズキ・ハスラー

2020年のトップバッターとして1月20日に発売されたのが、2代目となる新型ハスラー。初代ハスラーは独自のデザインで人気だったから、新型ではどう変わるか注目されたが、先代のデザインを踏襲しつつ中身を刷新するという正攻法でファンも一安心。

新世代プラットフォームや新開発のエンジン(NA)の採用で、基本性能を大幅に向上。最新の先進安全装備も搭載され、先代同様高い人気を獲得している。

 

■トヨタ・ヤリス

Bセグメントのコンパクトカーが「ヤリス」。国内ではこれまで「ヴィッツ」の名称だったが、新型ではヤリスに統一され、2月10日に発売となった。ヤリス(ヴィッツ)としては4代目にあたる。

プラットフォームから刷新され、走行性能を大きく向上させたのが大きな特徴。同時にハイブリッド車ではWLTCモード36.0km/Lとするなど、高い環境性能も実現している。一方室内は、小さいファミリーカー的な先代ヴィッツに比べて後席スペースを割り切り、パーソナルカーとしての性格を強めている。

発売と同時に大ヒットとなり、新車販売ランキングでもトップクラスを続けている。

 

■ホンダ・フィット

当初は19年秋の発売を予定していたが、N-WGNの電動ブレーキ不良等の問題もあって延期となり、結局2月14日の発売となった。結果、ヤリスと同時期のデビューとなり、注目を集める結果となった。

走りの良さを売りにするヤリスに対して、こちらは広い居住空間と扱いやすさがアピールポイント。コンパクトなファミリーカーとして高い完成度を誇っている。外観も勇ましかった先代に比べてマイルドになった。ハイブリッドはトラブルの多かった先代の1モーター式i-DCDから、2モーター式のe:HEVに変更し信頼性も向上。ガソリンは1.3Lが廃止され、1.5Lのみとなった。

 

■ホンダ・アコード

新型フィットから1週間後の2月21日にフルモデルチェンジ。アコードとしては10代目モデルとなる。が、ホンダとしてもあまりアピールしていなかったので、モデルチェンジしたことに気づかなかった人も多いのでは?というほど、存在感が薄いデビューとなった。

海外市場がメインということもあり、ボディサイズは全長4900mm、全幅1860mmとやや大き目。スポーティなスタイルで、搭載する2Lのe:HEVはパワー、燃費とも優秀だ。が、ラージセダンというだけで販売面では苦戦しているのが正直なところ。乗ればイイ車なのだが…。

 

■日産・ルークス

3月19日発売。前年に登場した軽ハイトワゴンのデイズ/eKワゴンとプラットフォームやエンジンを共用する軽スーパーハイトワゴンで、日産が企画、開発を担当。生産は三菱が担当する。車名は先代までの「デイズルークス」から変更。

最新のプラットフォームを採用し、クラストップレベルの広い室内空間や先進安全装備の「プロパイロット」も搭載するなど、充実した内容を誇る。

発売直後に新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発令されるなど、販売面ではタイミングに恵まれなかったが、内容の充実度では競合車を大きく引き離すだけに、その後は順調なセールスを続けている。

 

■三菱・eKスペース

日産ルークスの姉妹車で、こちらも3月19日発売。基本的な内容はルークスと同じだが、大きく違うのはカスタム系。エアロを纏ったスポーティなルークスのハイウェイスターに対し、こちらはデリカD:5を思わせるダイナミックシールドを採用したSUVスタイルの「eKクロススペース」を設定する。

迫力あるスタイルは、軽自動車というサイズを感じさせない圧倒的な存在感だ。

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