アルプスアルパインと東海理化、HMI領域の製品共同開発等を基本合意 車載関連事業の開発力強化と製品競争力の向上を目指す

all 業界ニュース

アルプスアルパイン株式会社と株式会社東海理化は10月20日、製品競争力の向上および開発力強化を目的として、HMI(Human Machine Interface)領域の製品の共同開発等について10月19日に基本合意したと発表した。

 

現在、自動車業界ではCASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)やMaaS(Mobility as a Service)への動きが加速し、自動車もこれまでの単純な移動手段から、モビリティライフを構成する一つのツールへと変化しつつあり、その移動時においては、ドライビングの操作性に加えて、安心・快適な移動空間を乗員と共に楽しむことができる空間とする対応が必要になっている。さらに、乗車前から目的地へ到着した後までをシームレスにつなぐなど、カーエレクトロニクスを取り巻く環境は、従来の枠を超えたソリューションが求められている。

 

これらのニーズに対応するために、両社はそれぞれが持つ技術・製品力を活かした次世代HMI関連製品を中心とする製品開発等を共同で取り組むことを決定し、開発効率を向上するとともに、カスタマーへの提供価値をより高めることを目指すほか、今回の合意を通して両社が持つ人とクルマをつなぐ技術を組み合わせていくことで、新たなる価値の創出に取り組んでいくと述べている。

Tagged