ホンダは、「CIVIC(シビック)」シリーズの「シビック TYPE R(タイプアール)」をマイナーチェンジし、10月9日(金)に発売するとともに、国内200台限定販売となる「CIVIC TYPE R Limited Edition(シビック タイプアール リミテッド・エディション)」を11月30日(月)に発売する。
今回のモデルチェンジでは、前後バンパーをよりスポーティーさを際立たせたデザインにするとともに、エンジンの冷却性能を向上させるなど、サーキット走行性能を追求。また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を装備した。さらに、TYPE Rの起源に立ち返り、車体の軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに追及することで、軽さと速さを研ぎ澄ました「シビック TYPE R Limited Edition」を設定した。
<「シビック TYPE R」主な変更点>
◆サーキット性能の進化
フロントグリルの開口面積を従来のモデルから大きくすることによる冷却性能の向上と、フロントバンパースポイラーの形状変更などでダウンフォース減少を実現。また、2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、サーキット走行時のブレーキフィールを向上。これにより、安定したブレーキフィールを実現するとともに、バネ下の重量低減にも貢献している。
◆ダイレクト感の進化
アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデートを行ったことにより、コーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性がさらに進化した。街乗りから高速クルージング・ワインディングやサーキット走行までのあらゆるシーンで、さらなる一体感とダイレクト感を実現した。
◆ドライビング空間の進化
ステアリングの表皮にアルカンターラを採用し、握りの質感とフィット感を向上させ、車両の挙動をよりダイレクトに感じられるようにした。またシフトノブをティアドロップ形状に変更することにより、ノブの傾きの優れた認識性と操作精度を実現し、ドライバーと車両の一体感をさらに進化させた。
<「シビック TYPE R Limited Edition」主な変更点>
徹底した軽量化と専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに向上。また初代シビック TYPE Rを想起させるサンライトイエローⅡを専用色に設定した。
- Limited Edition専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用し、バネ下重量を軽量化
- サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップ20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ Cup2)を適用
- アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティング
<価格(消費税込)>
- シビック TYPE R:475万2000円
- シビック TYPE R Limited Edition:550万円