アウディ 新型「A4」発売、全モデルにマイルドハイブリッド搭載 エクステリアを大幅改良

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アウディ ジャパンは、プレミアムミッドサイズセダン/ワゴン 「A4シリーズ」(A4 Sedan/A4 Avant/S4 Sedan/S4 Avant/A4 allroad quattro)をモデルチェンジし、10月7日より全国のアウディ正規ディーラー(124店舗、現時点)を通じて発売した。

 

【エクステリアをフルモデルチェンジに匹敵するほど大幅改良】

今回のモデルチェンジでは、エクステリアデザインを大幅に刷新。ドアパネルに至るまで改良を加え、全モデルでブリスターフェンダーを備え全幅を5mm拡大するなど、フルモデルチェンジに匹敵する変更を施した。「A4/A4 Avant」では、新たなグレード構成としてbase、advanced、S lineの3種類を設定。インテリアでは最新のインフォテインメントシステムMIB3を初採用し、センタースクリーンはタッチパネル式となって操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現した。また歩行者検知機能付アウディプレセンスシティや、渋滞追従支援機能付アダプティブクルーズコントロールなど、ドライバーの安全性、快適性をサポートする先進のアシスタンスシステムをより一層充実させた。

 

 

【全モデルに12Vのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載】

「A4/A4 Avant」は、出力の異なる2種類の2ℓ直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載。35 TFSIでは110kW(150ps)、45 TFSIでは183kW(249ps)の最高出力を発揮する。両モデルともベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドドライブシステム(MHEV)を採用した。トランスミッションは、より効率を高めた7速Sトロニックを組み合わせ、エネルギー回生機能を向上、コースティング(惰力走行)時にエンジンを完全停止するなどして燃料消費量を抑制する。

 

高性能バージョンである「S4 Sedan/Avant」は、ボンネットの先端に往年のAudi quattroを彷彿とさせるスリットを備え、前後バンパーやエアインレット、サイドシルなどを専用デザインとすることで精悍さと上質さを向上したほか、19インチアルミホイールを標準装備した。ブラックを基調としたインテリアでは、カーボンアトラスデコラティブパネルや専用スポーツシートなどによりスポーティさを演出。パワートレインは、最高出力 260kW (354ps)、最大トルク 500Nmを発揮する3ℓ V6ターボエンジンに8速ティプトロニックを組み合わせ、quattro 4輪駆動を採用している。ベースの「A4」よりも車高を低めたSスポーツシャシーやダンピングコントロールSスポーツサスペンションにより、俊敏なハンドリング性能を実現した。

 

 

 

「A4 allroad quattro」は、エクステリアではホイールアーチトリムやアンダーボディプロテクションなどの専用パーツを装備したほか、ベース比でフロント、リヤともに15mmトレッド幅を拡大、最低地上高を50mm高め、アウディドライブセレクト ダイナミックハンドリングシステムにオフロードモードを追加したことで優れた乗り心地とオフロード性能を実現した。パワートレインは、MHEVを搭載し最高出力183kW(249ps)を発揮する2.0TFSIガソリンエンジンに7速Sトロニックを組み合わせ、AWDクラッチ付きquattroシステムを採用。ほかにもLEDヘッドライト、バーチャルコックピット、シートヒーター等を標準化するなど装備をアップグレードした。

 

 

「A4 Avant」および「A4 allroad quattro」のラゲージコンパートメント容量は、通常時495ℓを確保し、リヤシートを折りたたむことで最大1,495ℓに増加する。オートマチックテールゲートはすべてのモデルで標準装備している。

 

<価格(消費税込)>

  • A4:455万円~895万円
  • A4 Avant:484万円~924万円
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