三菱自、タイの生産工場で大規模太陽光発電設備の稼働を開始

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三菱自動車は2月19日、タイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)のレムチャバン工場で大規模な太陽光発電設備の稼働を開始したと発表した。

 

現地の生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は、現在、同県レムチャバンに生産工場とエンジン工場を有し、海外における同社最大の生産拠点となる。今回導入した5メガワット(MW)の容量の太陽光発電設備に加え、今後増設予定の2MWの容量の太陽光発電設備により、生産活動に伴うCO2排出を年間で6,100トン以上削減できる見込みとしている。

 

三菱自動車は、昨年11月に発表した環境への取り組みの方向性と目標を定めた「新環境計画パッケージ」の中で「環境ターゲット2030」に基づき、事業活動によるCO2削減目標を2014年度比40%削減の達成に向けた取り組みを進めている。その一つとして、生産活動によるCO2排出低減のため、再生可能エネルギーの導入を促進しており、太陽光発電設備などの導入により、低炭素でクリーンな自動車生産を行う環境の整備を目指しており、今後も国内外の生産拠点で大規模な太陽光発電設備を導入すると述べている。

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