ダイハツ・三豊市・三豊市社会福祉協議会、 福祉介護共同送迎サービスの実証に向け3者連携協定を締結

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ダイハツ、香川県三豊市、社会福祉法人 三豊市社会福祉協議会(以下、社協)の3車は10月5日、共に連携し推進する福祉介護領域における移動に係る次世代モビリティサービスにおいて3者による連携協定を締結し、2020年内に福祉介護共同送迎実証事業の実施を計画していると発表した。

 

ダイハツと三豊市は、2019年10月15日に福祉介護領域における次世代モビリティサービスに関する連携協定を締結。また、同事業は、2020年7月31日に経済産業省の“令和2年度「地域新 MaaS 創出推進事業」“に採択を受け、先進パイロット地域として実施される。AI(人工知能)や IoT など先端技術を活用した運行サービス(福祉介護型 MaaS)によって福祉介護事業に関わる人々の負担を軽減するとともに高齢者等がいつまでも自分らしく豊かに日常生活を送ることができるまちづくりを目指している。

 

<実証事業の概要>

①プロジェクト名
福祉介護共同送迎実証事業

②プロジェクト概要
各通所介護施設がそれぞれ単独で行っている送迎業務を集約し、地域一体で乗り合う共同送迎モデルの実証実験を行う。また、送迎車両の空き時間を有効活用した新たな移動ニーズの可能性を探る。

③プロジェクトの目的
介護施設利用者、介護職員、施設の負担軽減及び高齢者が豊かに暮らし続けられるまちづくりを目指す。

④実証事業予定時期
2020 年 11 月~11 月末

⑤実証事業規模(運行車両4台)
三豊市(山本地域・財田地域)における参画する介護施設5施設の利用者の内、延べ乗車人数600人程度を想定。

⑥新型コロナウイルス感染拡大対策
同実証では厚生労働省ガイドラインにおける感染拡大対策遵守に加え、以下2つの対策を実施予定。送迎用車両内部のSIAA認証済み抗ウイルスコーティング及び運転席と後部座席を仕切るカーテンの設置。

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