BMW、新型「4シリーズ グラン クーペ」を発売

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ビー・エム・ダブリューは、ミドル・クラスの4ドア・クーペ・モデル「4シリーズ グラン クーペ」を、7月16日(金)より全国のBMW正規ディーラーを通じて発売した。なお、納車は9月以降を予定している。価格(消費税込)は620万円~660万円。

【スポーティでエレガントなエクステリア】

フロント・デザインでは、BMWのアイコンとなるキドニー・グリルを、1930年代に一世を風靡した「BMW 328」、1960年代に登場の「BMW 1600」や「BMW 2002」と同様に、縦型にデザインすることでスポーティさとエレガントさを演出しているほか、大型化して存在感を表現している。

リア・デザインにおいては、BMW伝統のL字型リア・コンビネーション・ライトを、立体的かつ有機的な曲線としたのに加え、ライト周りをブラックアウトすることで個性的なリア・ビューを表現している。

サイド・デザインは、BMW伝統のショート・オーバーハング、長いボンネット、AピラーからCピラーにかけての流れるような美しいルーフ・ラインを持ち、クーペらしい美しいプロポーションはそのままに、居住性を向上した。

 

 

【高効率2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載】

420iグラン クーペには、最高出力184PS(135kW)/5,000-6,500rpm、最大トルク300Nm/1,350-4,000rpmを発揮する高効率な2.0L直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。サスペンション取り付け部やアンダー・フレームを強化すると共に、高剛性ボディを採用することで、ロール剛性の強化、きれのあるスポーティなハンドリング、衝突時の安全性能を向上している。また、アルミニウム材を、ボンネットだけではなく、エンジン・キャリアや、エンジン・キャリア接続部に用いることで、ボディ剛性の強化と軽量化を両立した。さらに、大きな開口部を持つハッチバック化に伴う車体剛性低下を補うために、リア周りにはブレースを追加している。

【ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載】

4シリーズ グラン クーペには、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能を搭載している。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムで、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能となる。

【安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備】

高性能3眼カメラ&レーダー、高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備とした。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準装備している。さらに、標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。

【BMWコネクテッド・ドライブ】

BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供。さらに2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

【BMW Intelligent Personal Assistant】

BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習するほか、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能となっている。

【3年間の主要メインテナンスが無償となるBMWサービス・インクルーシブ・プラス】

3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。この「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」は、2016年よりBMW全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。

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