ブリヂストン、バス乗降のバリアフリー化に貢献する「PlusStop」のバリアレス縁石が福岡市のアイランドシティに導入

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ブリヂストンは、横浜国立大学(「交通と都市研究室」:中村文彦教授)、公益社団法人日本交通計画協会、株式会社アドヴァンスと共同開発した「PlusStop(プラスストップ)」のバリアレス縁石が、福岡県福岡市のアイランドシティ内の西日本鉄道株式会社が中心となって開発を進めている「センターマークス街区」に導入されることを発表した。

 

アイランドシティ内の「センターマークス街区」は、福岡市が策定した「超高齢社会対応型」健康ネクストタウン計画に基づいて開発されており、高齢者向け住宅、多世代交流住宅、それらをサポートするコミュニティセンター機能を一体的に整備し、地域内の健康・医療・福祉施設や支援組織と連携することで、高齢者がこの地域に元気なうちから居住し、生涯学習や社会活動への参加を通して、多世代と交流しながら自らも活躍できるまちづくりを目指している。

 

「PlusStop」は、縁石側面の特殊な形状等により縁石がタイヤをガイドし、バスを停留所に寄せやすくすることでバス利用者のスムーズな乗降を可能にするシステムであり、「センターマークス街区」のバス利用者様のバス乗降のバリアフリー化に貢献する。また、今後この地域における人口増加を想定し、バスの運行に必要なドライバーを増やすことなく、輸送人数の向上を実現する連節バスの運行が可能なバス停のレイアウトに対応している。

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