マツダは9月23日、自社の「危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング」が、第14回キッズデザイン賞（主催：特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会）を受賞したことを発表した。同社がキッズデザイン賞を受賞するのは、2014年以降7年連続となる。
キッズデザイン賞は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という3つのデザインミッションを実現するための優れた製品・空間・サービスを選び、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度。
受賞対象となった｢危険な居眠り・わき見運転を見張るドライバー・モニタリング｣は、人間中心の設計思想に基づき、システムの開発を実施。センターディスプレイ内の赤外線カメラでドライバーの目の動きや顔の向きなどの状態を把握することにより、システムがドライバーの居眠りやわき見を検知する。居眠りの前兆である眠気を検知した場合には、ドライバーに警報で注意を促すのに加え、衝突事故の原因となる眠気やわき見を検知した場合には、衝突被害軽減ブレーキ（スマート・ブレーキ・サポート）の警告タイミングを早めることで危険をいち早くドライバーに伝え、衝突回避・被害軽減の効果を向上する。なお今後、ドライバーの注意力低下による事故抑制を目指す技術として、「MAZDA3」「MAZDA CX-30」より順次搭載車種を展開する。
