メルセデス・ベンツ、「GLE」などリコール エンジンが停止するおそれ

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メルセデス・ベンツ日本は2月9日、「ML350」「GLE350d 4MATIC」「GLE350d 4MATIC クーペ」「メルセデスAMG GLE43 4M」「メルセデスAMG GLE43 4M C」「メルセデスAMG GLE63S 4M」「メルセデスAMG GLE63S 4M C」計7車種の車枠(シーリング)に不具合があるとして11,387台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成23年11月1日~令和2年1月6日。不具合の発生件数は8件。

不具合の部位は車枠(シーリング)で、後部車枠において、設計公差が不適切および製造誤差が大きいため、リアゲート周り等の水密性が不足しているものがある。そのため、走行時等の車枠のひずみにより雨水が少量ずつ荷室内に浸入する。雨水の浸入が繰り返されることによりスペアタイヤの格納室がやがて浸水し、近傍にある燃料ポンプコントロールユニット内にも水分が浸入することで、最悪の場合、走行中に警告灯の点灯と共にエンジンが停止するおそれがある。

改善措置は、全車両でスペアタイヤの格納室を点検し、ドレインプラグを装着する。既に浸水している場合は、燃料ポンプコントロールユニットを新品に交換する。

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