ホンダ「N-ONE」のMT車をリコール 変速できなくなるおそれ

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本田技研工業は2月9日、「N-ONE」の動力伝達装置(ピークトルクリミッタ) に不具合があるとして652台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和3年3月12日~令和3年4月28日。

不具合の部位は動力伝達装置(ピークトルクリミッタ) で、手動変速機を搭載した車両において、ピークトルクリミッタの樹脂製ハウジングの成形条件が不適切なため、当該ハウジングの強度が低下したものがある。そのため、クラッチの繰返し操作によりハウジングが破損し、クラッチ液が漏れ、最悪の場合、クラッチ操作ができず変速できなくなるおそれがある。改善措置は、全車両でピークトルクリミッタを良品と交換する。

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