キャンピングカー/トレーラーが一堂に会するイベント「東京キャンピングカーショー2020 in 幕張メッセ」が9月19日(土)~21日(月)の3日間にわたり開催された。
今年は新型コロナウイルスの影響で、大型展示イベントが相次いで中止・延期となったが、今回のイベントでは入場時の検温をはじめ、場内各所に消毒液を設けるなど、徹底した感染防止対策を実施した上で行われた。
イベントには、キャブコン(キャブコンバージョン)やバンコン(バンコンバージョンを中心に、およそ100台のキャンピングカーが出展された。
この中でも目玉となったのが、新型車や新技術の発表。ダイレクトカーズは、ホンダ・N-VANをベースにした初の軽キャンパー「リトリートミニ」を初公開。リトリートシリーズの特徴であるリアルウッドを多用したインテリアと、軽キャンパーの機動性の高さを融合させた新モデルとなった。
ケイワークスは、水平開閉可能なポップアップルーフを初公開。従来の前開き・後開きとともに、ニーズにあった選択が増えた。また、ブースにはエアコン搭載モデルのバンコンを多く展示し、来場者から大きな注目を集めていた。
今回の東京キャンピングカーショーを皮切りに、徐々に大型イベントの再開も予定されており、今後もメーカー各社はアンコールフェアや、12月頃まで全国各地で開催されるキャンピングカーショーに出展していく。興味の人は各地のイベントに足を運んでみよう。