横浜ゴムの米国のタイヤ販売会社であるヨコハマタイヤコーポレーションは、スバルの米国生産子会社であるSubaru of Indiana Automotive, Inc. (SIA)の「Superior Excellent Performance Award」を7月に受賞したことを発表した。
ヨコハマタイヤコーポレーションは、横浜ゴム初の北米におけるタイヤ生産販売拠点として1969年に設立。現在は販売会社として乗用車用タイヤ、小型トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、建設車両・産業車両用タイヤなどを販売している。
「Superior Excellent Performance Award」は、SIAが求める安全性、品質、コスト、納期における目標を達成したサプライヤーを表彰する「Excellent Performance Award」を3~4年連続で獲得した受賞者に贈られ、横浜ゴムは今回の受賞について、「インプレッサ」「レガシィ」「アウトバック」向けのタイヤ供給において高い評価を得たと述べている。
なお、納入タイヤは「レガシィ」「アウトバック」向けが「AVID GT(エイビッド・ジーティー)」、「インプレッサ」向けが「AVID S34P(エイビッド・エスサンヨンピー)」で、2商品とも北米市場で販売している乗用車用タイヤ「AVID」に、横浜ゴムのグローバルタイヤブランド「BluEarth」の基盤設計や材料技術を採用して開発したオールシーズンタイヤとなる。突然の降雪への対応も想定して開発しており、タイヤサイドには「M+S(マッド+スノー)」が打刻されている。「AVID S34P」は低燃費性能を向上しつつ優れた走行性能と安全性能を実現し、「AVID GT」は優れた低燃費性能やスノーおよびウェット性能に加え静粛性と乗り心地も高めたグランドツーリングタイヤ。