日野自動車は、7月6日、被水・冠水した恐れがある車両の取り扱いについての注意を公表した。被水・冠水した恐れがある車両のエンジンを始動すると、火災および損傷の恐れがあるため、エンジンは絶対に始動しないこと、また、以下の応急処置を行い、最寄りの日野自動車販売会社まで連絡するよう呼び掛けている。
<応急処置について>
- キースイッチをOFFにする。
- バッテリー端子のマイナス(―)側を取り外す。※プラス(+)端子を布などで覆うなどして、作業中の感電に注意する。
- 詳細な点検方法については、最寄りの日野自動車販売会社まで要連絡。
<被水・冠水した恐れのある車両の取扱いについての注意事項>
◆エンジンは絶対に始動しない。
- ハイブリッド車には、高電圧バッテリーが搭載されているので、触らずに日野自動車販売会社まで要連絡。
- キースイッチがOFFの位置でも、バッテリーが接続されていると常に電流が流れる状態にあるため、電気を通す性質がある水の浸入により、電気系統がショートし火災の恐れがある。さらに、現在異常が見られない場合でも、電気系統の腐食が進むことで、ショートし火災の恐れがある。
- エンジンの吸気系に水や異物が入っている可能性があり、エンジン損傷により思わぬ怪我やさらなる車両損傷の恐れがある。