【2020年・春版】各社のオールシーズンタイヤ一覧

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トーヨータイヤ「CELSIUS(セルシアス)」

トーヨータイヤから発売されている「セルシアス」は、雪上性能とウェット性能を発揮する非対称パターンを採用し、オールラウンドカテゴリーにふさわしいタイヤ性能を備えている。

タイヤのイン側では、雪上性能を重視したジグザグブロックを採用し、雪道でのトラクション性能や圧雪路面などのグリップ力を向上。アウト側には、ドライ・ウェット性能を重視するとともに溝底補強ブロックと周方向連結ブロックで操縦安定性を向上。サイドウォールには、スノーフレークが刻印されている。

ピレリ「Cinturato ALL SEASON PLUS (チントゥラートオールシーズンプラス)」

イタリアのタイヤメーカーピレリが日本市場に投入しているオールシーズンタイヤ「チントゥラートオールシーズンプラス」は、雪上とウェット路面を重視して改良されたコンパウンドを採用している。

トレッド面のセンター部は2Dサイプを採用し、剛性を高めるとともに充分なエッジ長を確保することで雪上性能を向上。サイド部は低密度3Dサイプを採用してブロック剛性を適正化。サマータイヤに近いウェット・ドライ性能を実現している。また、サイドウォールには、スノーフレークマークとM+Sが刻印されている。

この他の特徴としては、一部サイズに「Seal Insideテクノロジー」を採用。これは、タイヤ内部に特殊なシールの加工をすることでパンク時に走行不能になるリスクを抑えてくれる。スペアタイアを搭載していないクルマには嬉しい機能だ。

ファルケン「EUROWINTER HS449(ユーロウインター エイチエスヨンヨンキュー)」

住友ゴムが発売しているファルケン「ユーロウインターHS449」のコンパウンドは、高密度シリカと新ポリマーを配合したコンパウンドを採用することで、ウェット性能と操縦安定性を両立した。

トレッド面は、センター部に太い主溝を2本配置し排水性を高め、ウェット性能を向上している。また、ワイドで長いラグ溝を多く配置することで雪上ブレーキやトラクション性能を向上。スノーフレークマークとM+Sが刻印されている。

マキシス「ALL SEASON AP2(オールシーズンエーピーツー)」

台湾のタイヤメーカー、マキシスから発売されているオールシーズンタイヤ。コンパウンドには、独自開発のフルシリカコンパウンド技術を採用し、ドライ・ウェット路面で高いグリップ力を発揮する。

トレッド面は、中央部に配置した高密度の3Dサイプがブレーキング性能やハンドリング性能を発揮。さらにブロックの余分な動きを抑制するブリッジを適正配置したことで、雪道でも安定したブレーキング性能と走行安定性を実現する。

また、2本のワイドストレートグルーブに加え、両側に横溝を設けることで、雪上性能や排水性能を高め、グリップ力の高さに貢献する。サイドウォールにはスノーフレークマークが刻印されている。

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