オリックス自、「移動事務所車」に太陽光パネル搭載の新モデルを追加

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オリックス自動車は、自社開発した移動事務所車(モバイルオフィスカー)に、太陽光パネルを搭載した新たなモデルを 46 台導入したと発表した。なお、移動事務所車は、「オリックス トラックレンタル」全 60 拠点で提供する。

 

移動事務所車は、日産/NV200 をベースとした、自社独自の設計を取り入れた、サテライトオフィスとして使用可能な特殊車両。収納可能なデスクやイスなどの事務所設備のほか、サブバッテリーを搭載し、エンジン停止時でも電力を使用した作業が可能となっている。今回は、太陽光パネルの搭載により、走行時や外部電源からの充電に加えて太陽光からも搭載バッテリーへの充電が可能となる。

 

オリックス自動車は、特に地方部など車での移動に多くの時間を割く社員の業務効率を高めることを目的として移動事務所車を開発し、2016 年からレンタルを開始。働き方改革を進める法人からのレンタルニーズの高まりを背景に、現在では 2018 年対比で約2.7 倍となる 273 台へ増車したと述べている。