マツダは、自社のSKYACTIV-Xエンジン用エキゾーストマニフォールドと触媒コンバータが、第18回ステンレス協会賞(主催:ステンレス協会)において、「最優秀賞兼ステンレス協会創立60周年記念賞」を受賞したちと発表した。マツダがステンレス協会賞を受賞するのは、今回が初となる。
ステンレス協会賞は、社会に幅広く活用されているステンレス製品(建築・土木部材、製品、機能性部材、モニュメント等)のうち、社会環境との調和や新たな文化の創出に寄与し、優れた機能性・意匠性・独自性等を有するものを表彰する制度で、今回の表彰では、ステンレス協会創立60周年を記念して、「60周年記念賞」も授与された。
受賞の理由としては、世界初の火花点火制御圧縮着火(SPCCI)を採用したSKYACTIV-Xエンジンの排気系システムに、ステンレス鋼を効果的に用いることで、排気マニフォールド保温による触媒での排ガス浄化性能の向上とNVH性能改善を実現したことが高く評価された。表彰式は、2019年12月4日(水)、鉄鋼会館(東京都中央区)にて実施された。