TRI-AD、「第33回日経ニューオフィス賞」で「クリエイティブ・オフィス賞」を受賞

業界ニュース

トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(以下、TRI-AD)は9月17日、日本経済新聞社と一般社団法人ニューオフィス推進協会が主催する「第33回日経ニューオフィス賞」にて、「クリエイティブ・オフィス賞」を受賞したことを発表した。同社は、社員の想いやアイデアを活かしたオフィスにおいてイノベーションを創出し、新しい価値を提供していくと述べている。

 

「日経ニューオフィス賞」は、ニューオフィスづくりの普及・促進を図ることを目的に、創意と工夫を凝らしたオフィスを表彰する。一般社団法人ニューオフィス推進協会は、感性や創造性など社員の個性を活かし、クリエイティブな現場力を向上させるような、知識創造を誘発するオフィスのあり方について普及や啓蒙活動などをし、クリエイティブ・オフィス推進事業をおこなっている。一般社団法人ニューオフィス推進協会と日本経済新聞社との共催、経済産業省と日本商工会議所の後援のもと、「第33回日経ニューオフィス賞」では応募総数125件の中から1社に「経済産業大臣賞」が、3社に「クリエイティブ・オフィス賞」が与えられた。

 

<オフィスコンセプト「AI PALETTE」>

「AI」は愛・人工知能を意味し、最先端でありながら人を中心としていることを、「PALETTE」は多様な社員がそれぞれの良さを活かして共存していることを示している。上記オフィスコンセプトに基づいて、社員が日々の仕事の中で、3つの柱である「Inspiration(多彩なインスピレーションを創出する)」、「High Productivity(高い生産性を実現する)」、「Happy Work(幸せに活き活きと仕事をする)」を実現できるオフィスをめざしている。

<社員の想いを詰め込んだオフィス>

オフィスづくりの過程では、希望する社員全てが参加可能なワークショップやヒアリングを定期的に開催し、アジャイルなソフトウェア開発のためのスクラムに適したハニカム(ハチの巣)型デスクレイアウトの採用やパーソナルモビリティの導入など、社員の想いやアイデアを数多く取り入れている。

 

また、新たに「WISH STORE/WISH TOWN」と呼ばれるシステムを取り入れ、社員とともに成長し続けるオフィス作りに取り組んでいる。「WISH STORE」では、社員がオフィスに対する希望=「WISH」を「WISH STORE」に登録し、他の社員が共感した場合は「いいね」をクリックする形で応援。それぞれの「WISH」は建物として「WISH TOWN」というバーチャルな街に現れ、「WISH」の「いいね」が多くなると建物が大きくなり、「WISH TOWN」が育っていく。社員から募集したアイデアを実現するためのコミュニケーションにも工夫を凝らし、社員が一体となり楽しみながらオフィスを作る環境を整えている。

 

 

<多様な働き方に合わせて進化し続けるオフィス>

働き方改革や新型コロナウイルスの影響で、働く場所や時間、コミュニケーションなどにおいて従来の考え方や方法が見直され、より柔軟性や機敏性が求められるようになってきており、働き方の選択肢が増えてきている今、社員の多様性に合わせた働く場を提供することが必要となっている。

 

TRI-ADは、創業時からITインフラ、個人のIT機器を含めたモバイル環境、就業制度を整えるとともに、新しい働き方に関する社内教育や情報共有を進めており、時間や場所を問わず、社員が生産的かつ快適に働くことを可能にし、環境の変化に伴い働き方が変化する中でも、社員がそれぞれに合った働き方で活き活きと仕事ができるよう、オフィスも進化させている。2021年1月より新体制に移行するが、社員のみならずパートナーとの協業を拡大していく場としてもオフィスの活用を進め、イノベーションを促進していく。

 

<オフィス紹介>

◆Inspiration(多彩なインスピレーションを創出する)

 

◆High Productivity(高い生産性を実現する)

 

◆Happy Work(幸せに活き活きと仕事をする)

Tagged