最新ディスプレイオーディオを使って感じた良い点・悪い点

コラム・特集

■ディスプレイオーディオを使って感じた悪い点

実際に使ってみて悪かった点を以下にまとめました。

・スマホが圏外の場面で1番困る

・Smart Device Linkが未完成

・Smart Device Linkの初期設定が難しい、接続方法の手間

・カーナビや音楽を流すのに通信料金や通信量がかかる

・対応アプリがまだまだ少ない

・スマホバッテリーへの負荷が心配

・従来ナビのようにCD・DVDが使えない

ここからいくつかピックアップして悪かった点をご紹介していきます。

▼スマホが圏外の場面で1番困る

スマホが圏外の場面で1番困る

ディスプレイオーディオは、クルマとスマホが繋がることで便利に使うことができる反面、ナビアプリの位置情報はスマホの通信に頼っています。そのため、スマホの電波が入りにくい山間部や海沿いでは上手くナビ案内ができないことがあります。

そのためカーナビ機能全てをスマホのナビアプリだけでというのは少し厳しいかもしれません。もちろん、都市部では何ら問題ないですが、地方では場所によって使いづらいと感じる場面が存在します。有料オプションで従来のナビ機能を装備することができるので、もしもの時に備えてオプションを付けることも検討したいところです。

▼スマホへの負荷と通信量への心配

スマホへの負荷と通信量への心配もある

ディスプレイオーディオを使っていた中で、スマホ側に発熱が発生していることが気になりました。ケーブルを繋ぐことで充電も出来るのは良いことですが、使用中は常に繋ぎっぱなしのため、バッテリーへの負荷は少なからずあるはずです。

また、ディスプレイオーディオは常に通信をしています。そのため、必然的に通信量や通信料金がかかります。利用している通信プランによってはすぐに通信制限にかかってしまったり、通信料金が多くかかってしまう場合もあります。現状、自分がどんなプランになっているか把握しておく必要もあるでしょう。

▼従来ナビのようにCD・DVDを使えない

若い方は比較的スマホに音楽を入れている傾向がありますが、中高年の方でスマホが苦手な方はにとっては、若干抵抗を感じるかもしれません。

DVDが使えないことは、運転手のわき見運転を減らし、事故への抑制にもなるはずです。 基本的には運転中はテレビが見れない仕様になっており、現状は動画アプリにも対応していません。

しかし、助手席や特に小さなお子さん向けにDVDをつけていた方にとっては、道中のスムーズさを大きく左右する事だと思います。また、HDMI端子もないため、車中泊でゲームを楽しむ方にとっては痛手です。今後、オプションなどでディスプレイの仕様を選べるようになれば嬉しいところです。

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