いすゞ自動車は8月28日、新たな人工知能（AI）技術や、AI技術の新たな活用手法のアイデアを募るプログラム「ISUZU AI Innovation Challenge 2024」を開催すると発表した。9月1日よりグローバルでの一般公募を開始する。
同プログラムの入賞賞金として、最優秀賞（1組）には2万USドルを授与。また、優れたアイデアについては公募期間終了後も、いすゞ自動車との協議を経て取り組みを継続する可能性もあり、将来的には事業化への道も開かれているという。
いすゞグループでは4月に中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030（IX）」を公表し、①自動運転ソリューション、②コネクテッドサービス、③カーボンニュートラルソリューションの3領域を将来の新たな収益源として、2030年代には売上高1兆円規模の事業へと拡大することを目指している。
同社は、今回開催する公募プログラムで得られた新たなAI技術のアイデアは、IXで掲げた新事業3領域を支える重要な基盤となりうるとともに、3領域を超えた新たな事業の創出につながる大きな可能性を秘めており、寄せられたAI技術の斬新なアイデアを通じて、さまざまな社会課題の解決に挑戦していくと述べている。
＜「ISUZU AI Innovation Challenge 2024」開催概要＞
- テーマ：「未来に役立つこれまでにないAIの手法とそれが生み出す価値」
- 募集期間：9月1日（日）～11月30日（土）
- 審査員：元 富士通研究所社長 原裕貴氏、アルバータ大学コンピュータサイエンス学部教授 Matthew E. Taylor氏、いすゞ自動車等の計5者
- 審査方法：書類審査・面談審査
- 受賞者発表：2025年3月末
- 特設サイト：https://www.isuzu.co.jp/innovation/
