横浜ゴム、岩手県の大槌学園が行う「平成の杜」での植樹を支援

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横浜ゴムは5月18日、岩手県上閉伊郡大槌町の大槌浄化センター敷地に隣接した「平成の杜」で、4月28日に大槌町立大槌学園が「ふるさと科」授業の一環として行った植樹会に苗木提供と植樹の支援を実施したと発表した。

今回の植樹会により、2012年から始まった大槌町「平成の杜」マウンドでの活動としては約25,000本、「ふるさと科」授業としては約6,000本の植樹を終え、「平成の杜」での植樹を完了。これまでの長年にわたる植樹活動に対し、平野公三大槌町長より感謝状が贈呈された。

横浜ゴムは、故・宮脇昭氏(横浜国立大学名誉教授)が東日本大震災後に提唱した東北地方の太平洋沿岸に防潮林を築く「いのちを守る森の防潮堤」構想を取り入れた「鎮魂の森」づくりに賛同し、東日本大震災復興支援活動の一環として2012年にモデルケースとなる植樹会を開催したのちその森を「平成の杜」と命名。以来、毎年春に地元住民とともに「平成の杜」植樹会を行い、2014年からは大槌学園の児童・生徒による植樹を開始。2020、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で一時中断となったが、本年は感染防止対策のうえ大槌学園4年生の児童79名が参加し、12名の横浜ゴム社員がボランティアスタッフとして指導に当たりながら常緑広葉樹などの東北産苗木528本を植樹した。

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