トヨタモビリティ基金、“より安全な自転車交通の実現”を目的とした新たな官民連携のあり方を検討するシンポジウムを開催

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一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)は4月24日、TMFが事務局を務めるタテシナ会議「自転車・二輪」分科会が、官民連携による効果の高い施策や啓発手法を検討し、その普及により安全な自転車交通の実現を目指すことを目的として、新たな官民連携のあり方を検討するシンポジウムを開催したと発表した。

シンポジウム当日は、オンライン含め70を超える企業・団体より約150名が参加し、基調講演では国土交通省自転車活用推進本部、警察庁交通局から直近の政策動向を紹介。パネルディスカッションにおいては、様々な業界の視点から民間の技術やデータを活用して行動変容を促すことや、受け手にとって納得感のある啓発活動を展開していく可能性等について議論が交わされた他、最も多い事故類型である出会い頭の事故を減らすための方策として、ITS(高度道路交通システム)スマートポールとITS自転車の協調技術やスマートフォン連携による自転車の接近通知のデモンストレーションも行われたという。

今後は、同シンポジウムを通じて得られた知見を分科会活動に反映し、より実効性の高い施策の開発に取り組んでいくとともに、各組織との連携を深め、自転車の事故削減につながる新たな仕組みの社会実装に取り組んでいくと述べている。

【実施概要】

  • 名称:「自転車事故削減に向けた新たな官民連携のあり方」に関するシンポジウム
  • 日時:令和6年4月23日(火) 13:00~17:00 (東京国際交流館 プラザ平成)

<プログラム:敬称略>

◆第1部 基調講演

  1. 「自転車活用の推進について」
    登壇者:国土交通省 自転車活用推進本部事務局 自転車活用推進官 種蔵 史典
  2. 「自転車の安全利用政策の充実に向けて~官民連携という観点から~」
    登壇者:警察庁 交通局 交通企画課 課長補佐 尾花 優一

◆第2部 タテシナ会議二輪・自/転車分科会活動の紹介/テーマ・発表者

  1. 「自転車・二輪分科会の事故ゼロ実現に向けた取り組み概要」
    トヨタ自動車(株)
  2. 「法令遵守のための行動変容アプローチについて」
    (公財)豊田都市交通研究所
  3. 「自転車の安全利用・法令遵守を促すための取り組み」
    ブリヂストンサイクル(株)
  4. 「スマートポールを活用した行動変容の取り組みについて」
    (株)パナソニックシステムネットワークス開発研究所
  5. 「スマートフォン通信技術を活用した自転車事故削減について」
    トヨタ自動車(株)

◆第3部 施策のデモンストレーション

  • 各デモンストレーションを実施

◆第4部 パネルディスカッション産官学民連携の方向性とその具体策

[パネリスト]

  • 警察庁 交通局 交通企画課 課長補佐 尾花 優一
  • 地球の友・金沢 自転車利用環境向上会議全国委員会 会長 三国成子
  • トヨタ自動車(株) 情報システム本部 情報通信企画部 ITS推進室 グループ長 土居 義晴
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