三菱自動車、フィリピンで自動車販売金融の合弁会社を設立、2025年度に事業開始予定

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三菱自動車は4月8日、フィリピン共和国で、現地金融機関のセキュリティバンクと、三菱自動車を専門に取り扱う販売金融会社 「三菱自動車ファイナンスフィリピン株式会社」を設立する合弁契約を締結することで合意したと発表した。

新会社は2025年度に事業開始を予定しており、三菱自動車が51%、セキュリティバンクが49%を出資する予定となっている。

三菱自動車は、中期経営計画「Challenge 2025」の中でアセアン地域を「成長ドライバー」と位置づけ、経営資源を集中させ、多くの新モデルを投入することで販売・収益の拡大を図ることを発表。

また同社では、成長ドライバーの中でも、フィリピンの自動車市場は人口の増加と高い経済成長率とともに拡大を続け、中期的にも持続的な成長が期待できることから、多くのユーザーが新車購入時にファイナンスを活用することで、自動車販売金融サービスは自動車購入時の重要な手段となると述べている。

同社は今回の合弁事業により、セキュリティバンクが持つ豊富な販売金融商品とサービスを顧客とディーラーに対して提供することが可能となり、今後、フィリピンでの更なる販売拡大を推進するとしている。

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