日産、日本初上陸のフォーミュラEでオリバー・ローランド選手が2位表彰台を獲得

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日産自動車は4月1日、東京で開催された日本初上陸となるフォーミュラE世界選手権シーズン10の第5戦に参戦し、オリバー ローランド選手が予選でポールポジションとなり、決勝で2位表彰台を獲得したと発表した。ローランド選手はドライバーズ世界選手権のランキング3位に浮上し、チームもチーム世界選手権のランキングを4位へと上昇した。

日産フォーミュラEチームは、今後4月13日と14日にイタリアのミサノで行われる第6戦と第7戦のダブルヘッダーに挑戦する。

日産では、ABB FIAフォーミュラE選手権に2030年まで継続して参戦すると発表。フォーミュラEは、Nissan Ambition 2030で掲げた電動化の目標達成に大きく貢献する重要な活動の一つであり、レースで磨いた電動化の技術や知見は、将来のより良いクルマづくりにつながるものとして、ワクワクするEVレースの未来とともに、持続可能な社会の実現を目指した取り組みを推進すると述べている。

<オリバー・ローランド選手のコメント>

東京大会で今シーズン2度目のポールポジションと3戦連続の表彰台を獲得でき、本当に満足しています。決勝ではレースのほとんどをリードしていたので、優勝を逃したことは悔しいですね。セーフティカーが出た後、エネルギーをセーブするためにトップを譲らなければならず、最後の数周はポジションを取り戻すために全力を尽くしましたが、リスクもあったので勝負を仕掛けることができませんでした。マシンの調子も予選から素晴らしく、コースもチャレンジングで楽しめました。多くの声援を送ってくれた日本のファンの皆さんに感謝しています。

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