日産、「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」がソーシャルプロダクツ・アワード2024の「生活者審査員賞」を受賞

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日産自動車は3月27日、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催するソーシャルプロダクツ・アワード2024において、「電気自動車(EV)を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」が26日に生活者審査員賞を受賞したと発表した。

本年で11回目の開催となるソーシャルプロダクツ・アワードは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的に実施されているアワード。

今回受賞した「電気自動車を活用したサステナブルツーリズムへの取組み」は、走行中の排出ガスゼロの環境に配慮したEV普及促進による脱炭素化や観光の活性化等を目的とし、観光地にEVで訪れた際に駐車場の無料化や様々な観光施設や有料道路代金での割引、記念品贈答等の特典が受けられるEV優遇策。現在、阿蘇市、佐世保市、環境省のゼロドラ対象公園の駐車場、日本観光自動車道協会の道路、千葉県南房総エリア、相模原市で利用が可能となっている。

【審査員の評価コメント】

EVの普及は欧米や欧州と比較して進んでいない我が国において、自動車メーカーが積極的に普及を進めることは大きな意義がある。また、大企業による本格的な取り組みは生活者啓発の上で効果が高く、環境意識の高い先進的な観光地のブランド力向上にも貢献する点でも評価できる。自治体や自動車道との連携、EV優遇策と地域活性化を連動させた仕組みの構築や、多角的な情報発信により様々な場面でCO2ゼロのツーリズムを実感させる素晴らしい取り組みである。

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