ホンダ、24年春発売予定の新型「アコード」をホームページで先行公開

all 自動車 新車情報

ホンダは9月21日、2024年春に発売予定の新型「アコード」に関する情報をホームページ(https://www.honda.co.jp/ACCORD/new/?from=newslink&from=newslink_text)にて先行公開した。また、発売に先駆けて2023年12月に先行予約受付を開始すると予告した。

アコードは、1976年に3ドアハッチバック車として初代モデルが誕生。その後、4ドアセダンタイプが登場し、2013年の9代目にはハイブリッド車が発表される等、10回にわたるフルモデルチェンジにより世界戦略車として進化し、日本をはじめ、北米、イギリス、台湾、中国、メキシコ等、世界各国で生産が行われてきた、長い歴史を持つホンダを代表するモデルだ。

11代目となる新型アコードは、初代モデルから継承する開発コンセプト“人とクルマの調和”を踏襲。パワートレーンには、2.0リッター直噴アトキンソンサイクルエンジンと高出力モーターを採用した新開発2モーター内蔵電気式CVTを搭載。大幅に向上した最大トルクによるパワフルな駆動力と優れた静粛性を両立する等、走行性能を進化した。

外装ではロー&ワイドなプロモーションを踏襲。力強いロングノーズやシャープなグリル、伸びやかですっきりとしたボディライン等、流麗で洗練されたデザインを採用。また、フルLED化を採用した薄型フロントヘッドライトと、横一文字のリアコンビネーションランプがワイドなスタイルを強調している。

水平基調のデザインを採用した内装では、優れた前方視界やゆとりのある乗員空間を実現。統一感のあるコーディネートに、手に触れやすい部分にソフト素材を使用する等の上質な処理・仕上げを施している他、インパネラインやドアライン等に7色から好みのカラーを設定できるマルチカラーのアンビエントライトを標準装備し、シンプルかつ高級感のある室内空間を演出。

インターフェースには、車載向けコネクテッドサービGoogle アシスタント・Google マップ・Google Playを搭載したGoogle ビルトイン 12.3インチHonda CONNECTディスプレー、10.2インチフルグラフィックのバイザレス液晶メーター、11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレーを採用し、視認性と操作性を向上。1つのダイヤルでエアコン・オーディオ・照明等の複数の機能を一括制御できる“エクスペリエンスセレクションダイヤル”を国内のホンダ車として初採用した他、AUTOモードとEVモードを切り替える“EVスイッチ”にガソリン走行中にバッテリーを充電するチャージモードが追加された。

安全性能でも進化が図られている。最新の全方位安全運転支援システム“Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)”を日本向けとして初搭載。約100度の有効水平画角を持つフロントセンサーカメラや、フロントレーダーと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することで360度センシングを実現し、周辺検知能力を向上。また、従来のHonda SENSINGの機能に、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能を追加した。

2025年には、ドライバーの異常や周辺の環境を的確に検知し事故のリスクを減らすことで、ドライバーの運転負荷をさらに軽減させることを目指したHonda SENSING 360次世代技術(ハンズオフ機能追加等)を搭載したアコードの発売も予告している。

車体色は、プラチナホワイト・パール(有料色)、メテオロイドグレー・メタリック(有料色)、クリスタルブラック・パール、イグナイトレッド・メタリック(有料色)、キャニオンリバーブルー・メタリック(有料色)の5色を設定した。

 

Tagged