マツダは9月4日、「CX-5」を一部商品改良するとともに、特別仕様車「レトロスポーツエディション」を設定し、同日より予約受付を開始した。発売はCX-5が10月中旬、特別仕様車が10月中旬~下旬を予定している。
2012年に初代モデルが登場したCX-5は、ワイド感を強調した洗練されたデザインや高い走破性を特徴とした、同社のグローバル販売台数の3分の1を占める人気のクロスオーバーSUVだ。今回の商品改良では、車体色の追加、メーカーセットオプションおよび標準装備の見直し、各モデルのデザインの変更等が実施された。
全機種通じての商品改良では、車体色に“プラチナクォーツメタリック”を新規設定した他、メーカーセットオプションが見直された。
「エクスクルーシブモード」では、より上質感を演出する内外装デザインに刷新された。外装では、縦基調ブロックメッシュパターン(ガンメタリック)のフロントグリル、シルバーのフロント&リアバンパーセンターガーニッシュ、高輝度ダーク塗装の19インチアルミホイールを採用した。
内装では、 ハニカムシルバーのデコレーションパネル(インパネ/ドアトリム)、ライトグレーのステッチ(シート/コンソールリッド/ドアアームレスト/ニーパッド) を採用した。
「スポーツアピアランス」では、縦基調ブロックメッシュパターン(グロスブラック)のフロントグリルを採用し、スポーティー×ラグジュアリーを強化する外装デザインとした他、運転席&助手席シートベンチレーションを装備し、快適性を向上。
「フィールドジャーニー」では、フロントグリルのコーディネートを変更した他、ライトグレーのシートパイピングおよびステッチ、シート座面にパーフォレーション加工を施した合成皮革を採用。 エアコンルーバーベゼルをサテンクロームメッキに変更する等、内外装デザインの変更が図られた。
今回新たに設定された特別仕様車レトロスポーツエディションは、レトロモダンの世界観にスポーティーさを融合した特別仕様車。ブラックトーンエディションをベースに、外装では、ジルコンサンドメタリックをイメージカラーとしてドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一。
内装では、レトロな雰囲気のテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックを組み合わせたコーディネーションを採用。合成皮革(テラコッタ)/レガーヌ(ブラック)の2トーンカラーのシートを装備し、ニーレストパッド/ドアアームレスト/フロントセンターアームレストにテラコッタカラーのステッチを採用している。
【希望小売価格】290万9500円~422万5100円