ブリヂストン、“2023ブリヂストン・ワールド・ソーラーカー・チャレンジ“に商品設計基盤技術「エンライトン」搭載タイヤを供給

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ブリヂストンは6月5日、タイトルスポンサー10周年を迎える“2023 ブリヂストン・ワールド・ソーラーカー・チャレンジ”において、商品設計基盤技術「エンライトン」を搭載したタイヤを同社過去最大の35チームへ供給すると発表した。なお、同レースのサポートは2031年大会まで継続する。

2年に一度開催される“ブリヂストン・ワールド・ソーラーカー・チャレンジ”は、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで3,000㎞を走破する世界最高峰のソーラーカーレース。同大会は、太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と、若手エンジニアの育成を目的としている。

エンライトンは、タイヤ重量を大幅に軽量化し、省資源化やタイヤの転がり抵抗を大幅に低減する事で、環境負荷を低減すると共にハンドリングなどの運動性能との両立を可能にするタイヤ技術。ドライバーが1度の充電で走ることができる航続距離の延長に貢献する。

ブリヂストンは、サステナビリティを経営の中核に据え、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を新たな形で進化させ、持続可能なモビリティ社会、モータースポーツ文化の発展を支えるとともにブリヂストンブランドをサステナブルなグローバルプレミアムブランドとして構築していくことに挑戦している。“極限”の条件がタイヤに求められるモータースポーツ活動を通じて、カーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーの実現へ向けた取り組みについても加速するとしている。

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