三菱ふそう「ふそうスーパーグレート」リコール 電気装置に不具合

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三菱ふそうトラック・バスは5月11日、「ふそうスーパーグレート」」の電気装置(CGW)に不具合があるとして39,106台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成29年3月24日~令和4年9月5日。不具合の件数は41件。

不具合の部位は電気装置(CGW)で、大型トラックにおいて、車室内の空調用ブロワ後方に装着されているCGW(Central Gate Way :信号のやり取りをするECU)の搭載位置が不適切なため、ブロワケース内部に取り込んだ外気に含まれる水分が、ケース合わせ部から滲み出してCGWのコネクタ端子に滴下すると、当該端子とCGWの内部基盤に腐食や損傷が生じるものがある。そのため、走行中のエンジン停止、エンジン再始動不能、PTO作動不能、コンビネーションスイッチの不作動等の不具合が発生するおそれがある。

改善措置は、全車両でCGWの搭載位置を変更すると共に、防水シートを追加する。 また、CGWユニットへ接続するハーネスのコネクタ端子に腐食が認められた場合は、全ての端子を補修して新品のCGWユニットとコネクタに交換する。

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