クルマでのドライブ、バイクのツーリングで人気の北海道。中でも、本土最北端に位置する「宗谷岬」近郊には素晴らしい景色を眺めながらのドライブが楽しめる素敵なドライブルートがたくさんあります。今回は、そんな宗谷岬近郊のおすすめドライブルートをご紹介します。
※ 掲載記事に関して
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日本のTEPPEN「宗谷岬」
北海道本土最北端にある宗谷岬。記念碑「日本最北端の地」の前に立てば、日本のTEPPENにいることが実感できます。ここから眺める夕日は、多くの観光客が「夕日を見るためだけに訪れる」ほど圧巻。また、宗谷岬公園内にある展望台周辺からの景色もおすすめで、晴れた日には海の向こうにサハリンが見られるとか。
■住所:北海道稚内市宗谷岬
■URL:https://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1018.html
利尻富士を見ながら海岸沿いをドライブ「オロロンライン」
日本海沿いに北海道の道央エリア石狩市と道北エリア稚内市まで総距離約300kmを結ぶオロロンライン。宗谷岬に向け北上していくと、初山別村あたりから利尻富士(利尻山)が見えてきます。海の上にぽっかりと浮かんでいるかのような美しい姿を見ながらのドライブは、オロロンラインの醍醐味です。稚内市に近づくにつれ、だんだん大きく見えてくる利尻富士の姿は感動もの。
(写真提供:(一社)豊富町観光協会)
■住所:石狩市から稚内市まで
壮大な緑の中をドライブ「宗谷丘陵」
宗谷岬の南に広がる宗谷丘陵。地球最後の氷河期と言われる「ウルム氷河期」にできた特殊な地形で、アイルランドの丘陵に似ているとも言われ、丸みのある美しい尾根の景観は北海道遺産に登録されているほど。丘の上には57基もの白い風車が2㎞に渡って並び、牧草地にはたくさんの牛が放牧され、のどかな風景が延々と続いています。
■住所:北海道稚内市宗谷岬
■URL:https://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1020.html
美しいコントラストの中をドライブ「白い道」
廃棄するホタテの貝殻を粉砕して敷き詰められた「白い道」。空と海の青、草原の緑とあわせて青緑白の三色が重なる絶景の中をドライブでき、天気が良ければ海の向こうに利尻富士(利尻山)も見えます。ふんわりと柔らかく足にも優しい「白い道」は、稚内市が選定した散策路「フットパス」のコースにもなっています。
■住所:北海道稚内市大字宗谷村字
■URL:https://www.north-hokkaido.com/spot/detail_1021.html
■備考:11月頃から5月上旬まで通行できません。
空と草原の中の一本道をドライブ「エサヌカ線」
途中2つのクランクを除けば、草原の中をひたすら一直線に突き抜ける「エサヌカ線」。全長約16㎞の道沿いには、建物、看板どころかガードレールや電柱すらありません。視界を遮るものがないため、地平線を目指したドライブを最大限に楽しむことができます。
(写真提供:(一社)さるふつ村観光協会)
■住所:北海道宗谷郡猿払村浅茅野台地
■URL:https://sarufutsu.jp/sightseeing/%E3%82%A8%E3%82%B5%E3%83%8C%E3%82%AB%E7%B7%9A/
※本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。