いすゞ、小型トラック「エルフ」を改良 国内小型トラック初の交差点警報を搭載

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いすゞは、小型トラック「エルフ」を改良し、3月3日(水)より全国一斉に販売を開始した。

 

今回の改良では、直線路走行中に横断歩行者と接触する事故に次いで多発している交差点右左折時における事故抑制のため、国内小型トラック初となる交差点警報(標準キャブを除く)を採用。さらに、事故の約6割を占める夜間の横断歩行者との接触事故を抑制するためヘッドランプをLED化し、夜間走行時の視認性を向上した。また、高度OBD(On-Board Diagnostics:車載式故障診断装置)、後写鏡、後部突入防止装置等の各種規制強化への対応も実施している。

 

【先進安全装備の拡充】

◆プリクラッシュブレーキの全車標準装備:

2021年11月の各種安全装置の装着義務化に伴い、プリクラッシュブレーキの装備展開を拡大し、全車標準装備とした。ステレオカメラの採用により、歩行者や自転車等の前方検知に優れている。

◆交差点警報:

小型トラックの事故分析結果に基づき、交差点右左折時や出会い頭の事故抑制のため、広角の近距離ミリ波レーダーをキャブ前面2カ所に設置し、交差点右左折時の横断歩行者や自転車、見通しの悪い丁字路・幹線道路沿いの駐車場発進時に側方から走行してくる自動車やバイクを検知する。衝突の危険性が高まると車内ピラーに内蔵された警告灯、および警報音でドライバーへ注意喚起する。

◆LEDヘッドランプ/フォグランプ新規設定:

ヘッドランプならびにフォグランプをLED化した。ハイビーム/ロービームをLEDにすることで夜間や悪天候時の視認性が向上、安全運転への貢献とともに、省電力性へ配慮した。

 

【エクステリア/インテリアの変更】

◆フロントフェイス意匠変更:

交差点警報の搭載と、ヘッドランプのLED化に併せて、ライト周りのデザインとフロントグリル色をシルバー基調に変更。

◆キャブ内装色およびシート柄変更:

ハイコントラストな室内のカラーコーディネートに合わせ、ベロアシートの表皮柄を変更。

【ドライバーの利便性向上】

◆Bluetooth®オーディオを搭載:

ハンズフリー機能付きBluetooth®オーディオを新規設定し、利便性を向上。

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