ホンダ、「e:N」シリーズ第2弾・第3弾を上海モーターショーで公開

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ホンダは4月18日、電気自動車(EV)「e:N(イーエヌ)」シリーズの第2弾となる「e:NP2 Prototype(イーエヌピーツー プロトタイプ)・e:NS2 Prototype(イーエヌエスツー プロトタイプ)」と、e:Nシリーズ第3弾となるコンセプトモデル「e:N SUV 序(xù)」を、上海モーターショー(開催期間:4月22日~4月27日)で世界初公開した。

今回発表した「e:NP2 Prototype」「e:NS2 Prototype」は、ホンダが提案する新たな価値を持ったEVとして開発を進めており、e:Nシリーズ第2弾として2024年初頭の発売を予定。e:Nシリーズ共通のコンセプトである「動」・「智」・「美」を磨き上げ、既存モデルの枠にはまらない新たな価値を持ったEVを目指している。また、それぞれのモデルが目指す世界観をデザインへ落とし込み、「e:NP2 Prototype」はシームレスで洗練されたスマートな未来感を、「e:NS2 Prototype」は見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感をそれぞれ表現している。

  • 動:ホンダが培ってきたダイナミクス技術で人とクルマが一体になったような独自のドライビングプレジャーを提供
  • 智:クリーンですっきりとしつつ心地よいラウンド感をもたせた造形とHonda CONNECT 4.0などの先進装備で知的な室内空間を提供
  • 美:SUVのようなユーティリティーの高さとセダンのような流麗なフォルムを両立したデザイン

 

 

e:Nシリーズ第3弾となる「e:N SUV 序」については、SUVらしいワイルドさと近未来的な知性を兼ね備えた新世代のe:Nシリーズとして開発を進めており、e:Nシリーズ共通のコンセプトである「動」・「智」・「美」を新たな次元へと引き上げることを目指している。今回発表したコンセプトモデルをベースとした量産モデルは、2024年内の発売を予定。

  • 動:EV専用のe:N Architecture W(イーエヌ アーキテクチャー W)を初採用し、走る楽しさを追及したHondaらしいパフォーマンスを実現
  • 智:最新の安全運転支援システムやAIを搭載したコネクト技術の採用により、室内全体で智能化を感じられる空間を実現
  • 美:SUVらしいワイルドさと近未来的な知性を兼ね備えたデザインを採用

 

「e:N SUV 序」

 

ホンダは、上記モデルを投入することで中国における電動化を加速し、従来グローバルで掲げていた「2040年までにEV・FCEVの販売比率100%」の目標を前倒し、「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指すとしている。

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