トヨタ「シエンタ」、自動車アセスメントでファイブスター賞を受賞

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国土交通省は3月28日、同省ととナスバ[(独)自動車事故対策機構]が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、トヨタ「シエンタ」が最高評価にあたる「ファイブスター賞」を受賞したと発表した。

今回の自動車安全性能評価において、「シエンタ」は予防安全性能評価、衝突安全性能評価共に最高の「Aランク」を獲得。また、万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し、専門のオペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備していることが評価され、得点率 93%を達成し、ファイブスター賞を受賞した。

【「シエンタ」の安全装備】

<予防安全装備>

  • 自車が交差点右折時に直進してくる対向車や、交差点へ進入する際に交差する車両・自動二輪車を検出、ブザーと表示で衝突の可能性を知らせると同時に、プリクラッシュブレーキを作動、衝突回避や被害軽減をサポートする他、複数の予防安全システムをパッケージ化して標準装備。
  • 踏み間違いなどによる衝突被害の軽減に寄与する踏み間違い時加速抑制装置は、歩行者や自転車を検知し加速抑制する低速時加速抑制機能を追加するなど低速域での支援範囲を拡大。

<衝突安全装備>

  • 6つの SRS エアバッグ、全方位コンパティビリティボディ構造で、万が一の衝突時の乗員の傷害低減に貢献。
  • 歩行者傷害軽減ボディ構造で、万が一の衝突時の歩行者の頭部や脚部への衝撃を緩和。

<事故発生時 の救助>

  • 事故時にエアバッグが展開した場合、自動でオペレータに接続して救援機関に通報するための車載通信機を標準装備。車両データから重傷確率を推定してドクターヘリの出動を要請する先進事故自動通報システムにも対応。
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