フォルクスワーゲン、「ID.」のインテリアに新たなリサイクル素材を導入

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独フォルクスワーゲンは2月28日、2023年中に「ID.」モデルのインテリアに新たなリサイクル素材を導入すると発表した。

「ID. Buzz」のインテリアには、海洋プラスチックや古いペットボトル(500mlボトル63本分)をリサイクルした代替素材が多く使用されており、シートカバーの表地は回収された海洋ゴミ10%とリサイクルされたPESヤーン90%から構成されるSeaqualヤーン製で、従来のシートカバーと比較して、CO2排出量を32%削減。ArtVelours Eco®を使用したシートカバーのリサイクル率は71%となる。

さらに、「ID. Buzz」のヘッドライナーとフロアカバーの表面は、完全にリサイクルされたポリエステルで作られており、リサイクルされたプラスチックについては、カーペットの断熱層にも使用されている。同様に、アンダーボディコーティングやホイールハウジング ライナーなどのコンポーネントにも、リサイクルされたプラスチックを採用しているほか、クロムめっき部品の生産は環境に悪影響を及ぼすため、「ID. Buzz」の従来のクロムめっき部分は、バイオベースの結合剤を含むクロム調の液体塗料に置き換えられている。

「ID. Buzz」に採用されたこれらの革新的なリサイクル素材の一部は、今後「ID.3」、「ID.4」、「ID.5」、「ID.7」への導入を予定している。

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