アウディ「A7」「A6」などをリコール 走行不能となるおそれ

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フォルクスワーゲングループ ジャパンは2月3日、アウディ「RS7 SB エアサス」「RS6 アバント」「RS6 アバント エアサス」「RS7 SB」「S7 SB」「S6」「A6 45Tq」「A7 SB 45Tq」「A6 55Tq」「 A7 SB 55Tq」計10車種の燃料装置(燃料ゲージセンサー)に不具合があるとして281台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は令和3年7月12日~令和4年5月11日。

不具合の部位は燃料装置(燃料ゲージセンサー)で、燃料デリバリーモジュールにおいて燃料ゲージセンサーとブリーザーパイプとの間隔が不適切なため、燃料ゲージセンサーが当該パイプに引っかかることがある。そのため、実際の燃料量と燃料計の指示値が一致せず、燃料が多く表示され、そのままの状態で走行を続けると燃料切れにより走行不能となるおそれがある。

改善措置は、全車両で燃料ゲージセンサーを対策品と交換する。

 

またアウディ「RS7 SB エアサス」「RS6 アバント」「RS6 アバント エアサス」「RS7 SB」「S7 SB」「S6」「A6 45Tq」「A7 SB 45Tq」「A6 55Tq」「 A7 SB 55Tq」「A6 40TDIq」「A7 SB 40TDIq」計12車種の電気装置(データバスダイアグノシスインターフェース) に不具合があるとして6,395台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は平成30年7月21日~令和4年6月14日。

不具合の部位は電気装置(データバスダイアグノシスインターフェース) で、リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがある。そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがある。

改善措置は、全車両でデータバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付ける。データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は交換する。

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