ジャパンキャンピングカーラリーのゴールシーン

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「ジャパンキャンピングカーラリー2022」初開催、キャンピングカー専門家の岩田一成氏が体験レポート

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文&写真:岩田 一成(キャンピングカーライフ研究家)

「くるま旅クラブ」が、11月11~27日に、「ジャパンキャンピングカーラリー2022」(JCCR)を開催した。初の試みとなるこのイベントに、キャンピングカー専門家の岩田一成氏も参加。ユーザー目線で、JCCRの魅力と楽しみ方をレポートする。

 

期間中は日帰り参加もできるスタンプラリー形式

JCCRは、全国の認定スポットを自由に回ってスタンプを収集し、集めたスタンプの数で初級・中級・上級のクリアを目指すスタンプラリー。ゴール日とゴール会場のみ決まっているが、スタート地点も訪問する認定スポットもすべて自由。開催期間中であれば、日帰りでのスタンプを集めもOKだ。

1年中激務続きの筆者にとって、日帰りでも参加できるのは何よりのメリット。仕事の合間を縫って妻と愛車のキャンピングカーに乗り込み、週1回ペースでスタンプ集めと観光を兼ねた日帰り旅を楽しんだ。

「東京の自宅からアクセスがラク」「山も海もあって自然環境に恵まれている」という理由で、訪問先は千葉エリアを選択。1日目は木更津から九十九里を回るルート、2日目は南房総をグルッと回るルートで、雄大な海を眺めながらスタンプを集め、新鮮な海の幸を思う存分満喫した。

千葉で新鮮な海の幸を満喫する岩田氏

日帰りで房総エリアを2回訪れ、スタンプ集めをしながら雄大な景色と新鮮な海鮮料理を満喫した

「道ゆき」アプリで簡単チェックイン

認定スポットのチェックインには、JCCR特典として60日間無料で使用できる「道ゆき」アプリを使用する。スポットに近づくとアプリ内のボタンが点滅し、それにタッチすればチェックイン完了。集めたスタンプをアプリ内の台帳でいつでも確認できるほか、地図に表示された認定スポットを順番に選択することで、旅の計画づくりも容易にできる。

「道ゆき」アプリのおかげで、快適にスタンプラリーを楽しむことができた。

「道ゆき」アプリ画面

認定スポットのチェックインや計画作りには、無料で60日間使用できる「道ゆき」アプリを使用

ゴール会場で食・温泉・催しを満喫

期間中にマイペースでスタンプを集め、いよいよ11月26日にゴール会場の長野県「シェーンガルテンおみ」へ。ゴール地点のアーチをくぐると、大勢のスタッフがチェッカーフラッグを振ってお出迎えしてくれた。

ちなみに、今回のラリーの結果は、スタンプ31個で「中級」認定。スタンプラリーの達成感を胸に、女優・田中美奈子さんのトークショーや地元料理の振る舞い、打ち上げ花火、温泉、参加者の交流会などを満喫し、会場で車中泊をしてイベントを締めくくった。

ゴール会場で開催された田中美奈子さんによるトークショー

ゴール会場では、田中美奈子さんのトークショーや打ち上げ花火などの楽しい催しが目白押し

ゴールイベントも最高に楽しかったが、スタンプラリーをきっかけに「今まで素通りしていたスポットを訪れながら、下道をのんびり走る楽しさ」を再発見できたのが、JCCRに参加して一番よかったこと。来年も開催予定とのことなので、キャンピングカーユーザーはぜひ参加のご検討を!

ゴール会場の長野県「シェーンガルテンおみ」に集まったキャンピングカー

ゴールの長野県「シェーンガルテンおみ」を目指して、全国から約100台のキャンピングカーが集まった


プロフィール

岩田 一成(キャンピングカーライフ研究家/ライター/HOT MIND代表)
1971年東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。 8年間の出版社勤務を経て2003年にフリーランスのライター・編集者として独立。キャンピングカーで1000泊以上のキャンプ・車中泊をしてきた経験を基に、雑誌、書籍、新聞、WEB、イベント、テレビなど、様々な媒体でキャンピングカーの魅力を発信している。著書「人生を10倍豊かにする至福のキャンピングカー入門」

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