日産は12月1日、「ノート」の電気装置(リチウムイオンバッテリ内部ヒューズ) に不具合があるとして4,856台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は平成30年8月21日~令和2年7月28日。不具合の発生件数は34件。
不具合の部位は電気装置(リチウムイオンバッテリ内部ヒューズ) で、NISMO-S仕様のリチウムイオンバッテリ内部ヒューズにおいて、ヒューズの仕様設定が不適切なため、運転の仕方によっては早期に劣化が促進することがある。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ヒューズが溶断し警告灯が点灯するとともに、モータへの電力供給が停止し走行不能になるおそれがある。
改善措置は、全車両でリチウムイオンバッテリ内部ヒューズを対策品に交換する。