フェラーリ、「SF90 ストラダーレ/SF90 スパイダー」をリコール

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Ferrari Japanは11月22日、「SF90 ストラダーレ」「SF90 スパイダー」計2車種のエンジン制御装置(ECU)に不具合があるとして135台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる製作期間は令和2年4月22日~令和3年11月8日。不具合の発生件数は2件。

不具合の部位はエンジン制御装置(ECU)で、エンジン制御装置(ECU)において、排気管の温度をモニターする温度センサーの閾値が、誤って200℃に設定されているため、この閾値を超えた場合、チェックエンジンランプが点灯し、エンジン性能の出力を低下させる。また、停車後、アイドリング状態が続くと90秒後にエンジンが停止する。エンジン停止後、エンジンの再始動が出来ず、かつ電動機走行もできなくなるおそれがある。

改善措置は、全車両でエンジン制御装置(ECU)の温度センサーの閾値を変更するため、ソフトウェアを書換える。上記の制御装置に関連するイオン制御装置、ギアボックス制御装置も書換える。

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