レクサスは11月18日、ラグジュアリークロスオーバーSUV「RX」を7年ぶりにフルモデルチェンジし発売した。価格（消費税込）は664万円～900万円。
新型「RX」では、クルマの素性を徹底的に鍛え上げることで乗り味を進化。慣性諸元の優れたパッケージを実現したほか、高い運動性能を実現するGA-Kプラットフォームとマルチリンク式サスペンションを搭載。高剛性ボディと軽量化を両立したのに加え、レクサスの原点である高い乗心地と静粛性を実現している。
パワートレインでは、①電動化技術による新たなドライビング体験を実現する「2.4L-T HEV DIRECT4」（RX500h）、②クラストップレベルのEV航続距離と力強い加速性能を実現する「2.5L PHEV E-Four」（RX450h+）、③トルクフルでダイナミックな走りを実現する「2.4L-T AWD／FF」（RX350）をラインアップ。
また、①新たな走りを予感させる、低重心で踏ん張り感のあるスタイル、②レクサスの新たなフロントアイデンティティの表現「スピンドルボディ」、③走りの楽しさを最大化させるコックピット、開放感ある広がりと乗員全員が包み込まれる空間の両立、④独自性と上質さを表現するエクステリアカラーと品格のある空間を演出するインテリアカラーなど、機能的本質や動的性能（パフォーマンス）に根差したプロポーションと独自性の追求を図った。
安全面では、先進の予防安全技術Lexus Safety System +、快適な移動を支えるLexus Teammateなど、人間中心の考え方に基づいた最新の予防安全機能を搭載している。
さらに、走る楽しさを追求したパフォーマンスモデル「RX500h“F SPORT Performance”」を導入した。同モデルでは、ドライバーの意図に忠実な走りを支える四輪駆動力システム「DIRECT4」や、リヤに高出力モーター eAxleを搭載した新開発ハイブリットシステム「2.4L-T HEV」、走行時の車両姿勢をコントロールするブレーキ車両姿勢制御、高い取り回し性と高速での安心感を実現する大舵角後輪操舵システムDynamic Rear Steering（DRS）などを採用している。
【新型「RX」主要諸元】
- 全長×全幅×全高：4,890（±0）mm×1,920（＋25）mm×1,700～1,705（－5～－10）mm
- ホイールベース：2,850（＋60）mm
- パワートレーン：2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム［AWD］、2.5Lプラグインハイブリッドシステム［AWD］、2.4L直列4気筒ターボ［FF／AWD］
- タイヤサイズ：235／50R21
- 車両重量：1,870～2,160（－20～＋20）kg
※括弧内は従来型比
