フォルクスワーゲン、「ゴルフ GTI 」をリコール 走行不能になるおそれ

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フォルクスワーゲングループジャパンは11月2日、「ゴルフ GTI 2.0/180kW」の冷却装置(ラジエーター)に不具合があるとして1,260台のリコールを国土交通省に届け出た。対象となる輸入期間は令和3年8月2日~令和4年9月11日。不具合の件数は4件。

不具合の部位は冷却装置(ラジエーター)で、冷却装置のラジエーターにおいて、生産工場での組付作業が不適切なため、正しく固定されていないものがある。そのため、正規位置から後方に傾くことにより、冷却ホースがVベルトと接触し、損傷するものがある。最悪の場合、冷却水が漏れ警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると走行不能になるおそれがある。

改善措置は、全車両でラジエーターの組付状態を点検し、正しく固定されていないものは修正する。また、冷却ホースとVベルトを点検し、損傷が認められた場合は交換する。

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