シトロエン、「C5 エアクロス SUV」をマイナーチェンジ

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ステランティスジャパンは11月1日、シトロエン「C5 AIRCROSS SUV(C5 エアクロス SUV)」をマイナーチェンジし、全国のシトロエン正規ディーラーを通じて発売した。価格(消費税込)は487万9000円~637万6000円。

【ガソリン、ディーゼル、PHEVの3つのパワートレインを設定】

◆Pure Tech

1.6ℓ 4 気筒DOHCガソリンターボエンジン+8AT:最高出力 180ps/最大トルク 250Nm/燃費 15.0km/l(WLTCモード)

◆Blue HDi

2.0ℓ 4 気筒DOHCディーゼルターボエンジン+8AT:最高出力 177ps/最大トルク 400Nm/燃費 17.1km/l(WLTCモード)

◆PLUG-IN HYBRID

1.6ℓ 4 気筒DOHCガソリンターボエンジン + 電動対応型8AT:最高出力180ps/最大トルク300Nmを発揮する1.6ℓ 4 気筒DOHCガソリンターボエンジンと、フロントアクスルに搭載した最高出力110ps/最大トルク320Nmを発揮する電動モーターを組み合わせている。トランスミッションは、エンジン&電動モーターの強力な出力に対応するために、プラグインハイブリッド専用の電動対応型8速AT、e-EAT8を搭載し、トルクコンバーターに代わる湿式多板クラッチにより小型化。走行状況に応じてエンジンとモーターの駆動力を適切に組み合わせ、低速域から高速域までシームレスな走りを実現する。

駆動用のリチウムイオンバッテリーの容量は13.2kWhとなり、EV走行可能距離は65kmを実現。また、200Vの普通充電器のプラグを差し込むだけで充電が可能となっている。満充電時間の目安は普通充電器(200V 3kW)で約5時間、ウォールボックスタイプの普通充電器(200V 6kW)で約2.5時間。

【軽さを活かしたSUVらしい悪路走破性能を実現】

グリップコントロールは、FFの軽さを活かしトラクションを制御することで、SUVらしく悪路走破性を高めるスマートなシステムで、スノーモード、マッドモード、サンドモードの3つのモードを設定。ヒルディセントコントロールも装備している。

【モダンなデザインを採用し、精悍さを増したエクステリア】

丸みを帯びたフロントフェイスを、より直線的でモダンなデザインへと変更。中央には独立タイプのダブルシェブロンを配置し、V字シェイプのシグネチャーライトを採用するなど、より精悍なフロントデザインとなった。

フロントバンパー下部にあるエアインテークのグリッドは、シトロエンの象徴であるダブルシェブロンをモチーフとしており、ボトムにはスキッドプレート風の装飾を追加。フロントサイドのエアスクープとボディサイドのエアバンプには、アクセントカラーを設定したほか、リアには立体感を強調するデザインのLEDライトクラスターを搭載。ルーフはブラックのルーフレールと一体となるようなバイトーンに変更し、ダイアモンドカットを施した新しいデザインの18インチアルミホイールを装備。全長4,500mm、全幅1,850mm、全高 1,710mmのボディサイズは、CセグメントのSUVとしてゆとりのあるサイズとなっている。

 

 

【上質と快適性を追求した室内空間】

すべてのシートに、ベースに低反発効果のある高密度ウレタンを用い、表層部に15mmの厚さでやわらかなスポンジを挟む手法が用いられた、シトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用しているほか、後席では、それぞれにリクライニング機能と150mmの前後スライド機能を備えた、フルサイズの3席独立シートを採用した。

上級グレードのPLUG-IN HYBRIDとSHINE PACKのシートは、ダークブルーのナッパレザーと、座面と背もたれの中央部分を黒のパーフォレーテッドレザーのコンビネーションとすることで柔らかな触感をもたらし、さらに上質な座り心地へと進化したのに加え、運転席マルチランバーサポートを採用して快適性を向上。SHINEのシートは、背もたれ中央部分がアルカンタラ、サイド部はテップレザーを採用した。いずれのシートにも、ダブルシェブロンをモチーフとしたブルーのステッチが施されている。

全グレード共通の仕様として、ブラックダッシュボードおよびドアアームレストのステッチがブルーとなるほか、センターコンソールには、コンパクトなシフトセレクターとドライブモードセレクターを採用したことにより、小物入れの容量を拡大した。

さらに、通常約580ℓ のラゲッジ容量を、リアシートを前方にスライドさせることで約720ℓ に拡大するほか、後席を折りたためば約1,630ℓ の広大なスペースとなるテールゲートは、スマートキーを携帯していれば、両手がふさがっているときなど、リアバンパーの下で足を動かせば自動で開くことができるハンズフリー電動テールゲートを装備している。

 

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