日産、VCターボエンジンが米国ワーズ社の「10ベストエンジン&推進システム」賞を受賞

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日産は10月28日、米国で販売されている「ローグ」に搭載している1.5リッター可変圧縮ターボ(VCターボ)エンジンが、ミシガン州デトロイトで開催されたワーズ社の「10ベストエンジン&推進システム」賞を受賞したと発表した。なお、同社での同賞の受賞は通算19回目となる。

 

VCターボエンジンを搭載した「ローグ」

 

ワーズ社の審査委員会は同賞の選考にあたり、29種類の新型エンジンまたは大幅に改良されたエンジンを通勤やドライブ、日常生活での使用を想定してテストを行い、出力、トルク、静粛性、燃費、仕様、新技術などの幅広い視点で審査が実施された。

同エンジンについて、ドリュー・ウィンター審査員は「非常にスムーズで、アイドリング時も大変静かなため、渋滞や高速道路での運転も快適です」と評価し、ボブ・グリツィンガー審査員は「VCターボがエンジン内部で行っていることは革新的で注目に値します。同技術を小排気量の3気筒エンジンに適用することで、ベストセラーの『ローグ』に新たな顧客層を惹きつけています」と評価した。

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